高崎商科大学
地域創造フォーラム2015
2015.3.1(日)の午後、富岡市の生涯学習センターにおいて、佐滝剛弘さんの基調講演「世界遺産は地域の救世主になりうるか?~国内外の世界遺産の事例から~」をはじめ、「世界遺産は、地方創生の玉手箱となるのか?」のシンポジウムが開催されました。2015.3.2(月)の上毛新聞です。
※ 全文は、上毛新聞でお読みになってください。
以前にこのブログで、佐滝剛弘さんの著書をもとにして、世界遺産のことを考えたことがあり、佐滝さんの講演をたいへん楽しみにしていました。
佐滝さんは、これまでに訪れた世界遺産や生糸や絹に関連する博物館などの実状をもとにして、世界遺産に登録されたことによって、どのような影響、効果(プラスばかりでなくマイナスの効果も)があったかについて、わかりやすく紹介していただき、とても勉強になりました。
石見銀山と旧官営富岡製糸場の入場者数の推移ですが、両者ともに世界遺産登録時に多くの入場者が訪れています。
石見銀山の場合、急激に入場者数が減少します。
その後、入場者数が持ち直すのですが、旧官営富岡製糸場の場合、どのように入場者数が推移していくか、たいへん興味があるところだと私は思います。
岡谷蚕糸博物館も佐滝さんが紹介されましたが、ここの動態展示-実際に繭から糸をとる作業を見ることができます)など、たいへんすばらしい内容の博物館であり、富岡にあればいいのに・・・、と思わせるものでした。
佐滝さんの基調講演は、たいへんすばらしいものでした。
基調講演の内容などについては、主催者の高崎商科大学において、このフォーラムの報告書を作成されると思いますので、同大に照会されたらよいと思います。
「世界遺産は、地方創生の玉手箱となるのか?」のシンポジウムのようすです。
たいへんおもしろく興味深い内容でした。
このフォーラムでは、ビジネスアイデアコンテストの表彰式と受賞者のプレゼンも行われました。
最高賞である学長賞をはじめ、しののめ信用金庫理事長賞を受賞した「ふるさと自慢~下仁田の玉手箱」を提案されたおふたりです。
これが、「ふるさと自慢~下仁田の玉手箱」です。
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