世界文化遺産・旧官営富岡製糸場の入場者数
2018.12.31現在
442,576人とは、今年度の入場者数(2018.12.31現在)になります。
世界文化遺産に登録された2014年からの入場者数、その推移などをまとめたのが次の表です。
2019年1~3月の3か月間で194,712人が入場しなければ、前年度と同じ入場者数になりません。
今後、前年度の1~3月の3か月間の入場者数があったとしても、50万人台という結果になってしまいます。
こういった状況を考えるとき、富岡市は積極的に情報を公開して、実状と今後の見込みなどを市民にきちんと伝えるべきではないでしょうか。
広報とみおかで情報提供を 420,307人 世界文化遺産・旧官営富岡製糸場 2018.11.30現在の入場者数 |
「およそ5億円の入場料収入があれば」 「市の財政に負担をかけずに対応できる」 旧富岡製糸場の見学料金収入 |
今年度の入場者数では、およそ5億円の入場料収入があるとは、とても思えません。
つぎの画像は、雨漏りがしている屋根にブルーシートをかけていたときのものです。
下の画像は、この画像(↑)を旧官営富岡製糸場内から撮影したものですが、いまはブルーシートはなく、きれいな屋根になっています。
いまも保存修理工事が行われていますが、その請負金額(↓)を見ますと、富岡市のような小さな自治体が、これからも世界文化遺産を維持していけるのだろうか・・・と心配になってきます。
80万人・5億円:世界文化遺産 旧官営富岡製糸場 これから先、ずっと維持していけるのだろうか・・・ |
2014年6月に登録されたというのに・・・あまりにも遅い対応であったのではないか(↓)と、そんな感じがする世界遺産センターの開館予定です。
80万人→65万人 8億円→4.9億円
いまや多くの富岡市民が、世界文化遺産になったこと、そのすばらしさを認識しつつも、維持保全していくための予算を今後も確保していけるものなのだろうか・・・と、たいへん不安に思っているのではないでしょうか。
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