ある鉱山跡地で
2017.5.23(火)の晴れた一日、鉱山研究会の一員として、鉱山跡地の調査に参加させていただきました。
きのうは、ふたつの鉱山跡地を調査したのですが、そのひとつの坑口近くには、きれいなコケがいっぱい生えていて、その美しさにびっくりしてしまいました。
ビロードのような、という表現がありますが、まさにそんな感じです。
坑口からしみ出てくる水は、調査に参加した方が簡易検査をしたところ、pH4.4であったとのことでした。
酸性の水のところに生えているコケとしては、群馬県内の場合、中之条町のチャツボミゴケ公園が有名ですが、ここのコケもそういったコケの仲間かもしれません。
コケの専門家に調べていただければ、どういったコケなのかわかるかと思うのですが、とても美しいコケを見ることができただけでも山道を上り下りして、藪の中をかき分け歩いてきたかいがあったと、そんなうれしい気持ちになったコケとの出会いでした。
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