大室公園 (群馬県前橋市)
先にブログ(↓)
伊勢塚古墳(群馬県藤岡市) 繊細華麗な石積み技術
http://geogunma.blogspot.jp/2017/05/blog-post.htmlで紹介しましたが、群馬県には伊勢塚古墳のほか、たくさんの古墳があります。
その代表格ともいえるのが大室公園の前二子古墳・中二子古墳・後二子古墳ではないかと思います。
二子は、ふたごと読み、まえふたご・なかふたご・うしろふたごと呼ばれています。
前二子古墳は、明治初めの陵墓調査のとき、豊城入彦命の墓として注目を集めました。
前二子古墳は豊城入彦命として、中二子古墳は御諸別王の墓として、当時の群馬県令が宮内省に上申したのですが、結局は、ふたつとも墓として認めらませんでした。前二子古墳で行われた明治の発掘調査資料が残されているそうで、精密な調査図などによって、当時の発掘調査が学問的に高い水準であったことがわかるとのことです。
この画像(↑)の奥が前二子古墳です。
アーネスト・サトウが大室古墳群を訪れ、そのようすが「日本旅行日記」のなかに詳しく述べられているそうですが、まだ私は読んでいませんので、あとで読んでみたいと思っています。
上の画像(↑)は、中二子古墳です。
この埴輪が並んでいるところは、つぎのブログ(↓)
「今から1500年ほど前の古墳時代、群馬はとても元気でした。」
http://ameblo.jp/7568nanjai/entry-12274211189.html
で紹介した
群馬の古墳を歩く (みやま文庫)
の表紙になっています。
後二子古墳の石室(↓)です。
ずっと前にちょっとばかし古墳めぐりをしたことがあるのですが、先日のブログで書いたとおり、ひょんなことから古墳めぐりを楽しんだときの本が見つかり、また古墳めぐりをしてみたいと思うようになりました。
これから折にふれて、群馬県の古墳を紹介していきたいと思っています。
古墳の詳しい情報については、ここで紹介した本のほか、
各市町村の文化財担当課などのHPでも調べることができます。
古墳見学時の注意事項などもHPほかで確認し、
事故やトラブルのないようにして、古墳めぐりを楽しみましょう。
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