また行くとしたら あなたはどこに?
国内のジオパークについて、
行ったことがあるか・また行ってみたいかという調査の結果です。
行ったことがあるというジオパークは、阿蘇・箱根・伊豆半島が多く、次いで立山黒部・洞爺湖有珠山となっています。
その一方で、八峰白神やアポイ岳には行ったことがないという回答が多いのですが、注目すべきは、また行ってみたい(以下、この調査での用語である「再訪希望率」といいます)という回答が多いことです。
再訪希望率に着目すれば、箱根や伊豆半島には多くの方が行ったことがあっても、また出かけてみたいという方は少ないということになります。
下仁田(群馬県)の場合、行ったことがあるという回答が少ないうえ、再訪希望率が最下位になっています。
この調査結果は、日本ジオパークネットワークのHPで読むことができます。
赤い矢印の先に報告書があります。
http://www.geopark.jp/activity/research/r2015.html
詳しい結果については、日本ジオパークネットワークのHPにアクセスしていただいて、そこの報告書を読んでいただくとして、私も報告書の考察にあるとおり、
再訪問したい
という回答に注目しています。
当たり前のことですが、リピーターが増えないことには、訪れてくれる方々が多くならないからです。
再訪希望率が最下位の下仁田の場合、下仁田に出かけた理由で多いのが、
漠然とおもしろそうだという期待
とのことですが、この理由に大きな原因があるように思います。
下仁田に来られた方々、その多くの方々が下仁田に来てみて、
これも日本ジオパークなの?
期待外れだな・・・
となって、
また来てみたい(行きたい)
という気持ちにならないのでしょう。
日本ジオパークになっているのだから、おもしろいところであろう
という期待、まさに漠然とおもしろそうだという期待しかなく
これが見たい、これを体験してみたい
という具体的なものが下仁田にはないのかもしれません。
下仁田の場合、昨年の再認定において、条件付きとなりました。
イエローカード(条件付き再認定)-ジオパーク下仁田
「イエローカード(条件付き再認定)が出されたら、やめちゃえばよい」
http://geogunma.blogspot.jp/2015/12/blog-post_15.html
多くの方々に、また下仁田に行ってみたい
と思っていただける手立てを早急に講じないと・・・
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