土木遺産
只川橋は、群馬県内で7件目の土木学会選奨土木遺産に認定(一昨年)された橋で、とても美しい姿をしています。
土木学会選奨土木遺産に認定されたのは、只川橋の技術性、社会性、まちづくり資源としての有用性が評価されてのことです。
この橋は、下仁田町馬山と富岡市南蛇井間に架けられました。
1931(昭和6)年のことでした。
群馬県内で初めての「2ヒンジ鋼トラスアーチ橋」で、橋の支点部に蝶番(ちょうつがい)の役割を果たすヒンジというものがあります。
※ 右は、あとで建設された歩道橋です。
1993.11.18撮影
いまもがんばっている只川橋には、高い崖と広い川幅の鏑川を渡るために、「大水で流されない橋がほしい」と願った先人の思いが込められています。
下仁田ジオパークのご見学の際には、
すばらしい土木遺産である只川橋も
ご見学いただければ幸いです。
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