2016年11月1日火曜日

「45位。今年もほぼ〝定位置〟だった」

「三山春秋」 2016.10.31(月)上毛新聞

このブログのタイトル
  45位。今年もほぼ〝定位置〟だった
は、2016.10.31(月)に掲載された上毛新聞の「三山春秋」から引用させていただきました。
先日のブログ

南牧村 18.3%・神流町 16.9%・下仁田町 15.1
    「県人口 200万割れ確定」 上毛新聞 2016.10.27()
http://geogunma.blogspot.jp/2016/10/183169151.html

で述べたのですが、
  関東で人口が減少した栃木・茨城・群馬の
     北関東3県がワースト3
になっているのは、なにが不足しているのだろうか・・・と思えてしまいます。
草津温泉
栃木県にしても茨城県にしても、また群馬県にしても、住みよさとか交通の利便性、観光地の見どころといった面など、すべての面において、私には他県に負けているとは思えないのです。
しかし、なぜか北関東3県は、いつも定位置というか低位置にいて、なかなか上位にランクされることがありません。
旧富岡製糸場
私は、栃木県と茨城県の状況は知りませんが、
 群馬県の場合、消し炭のようだと評される県民性
に大きな原因があるのかもしれない、とそんな気がします。
消し炭は、すぐに熱くなるけれど、すぐに消えてしまうため、群馬県の県民性は、「消し炭のようだ」と評されることがあります。

以前にアップしたブログ(↓)です。

新しもの好きな県民性?-道の駅 全国5位 関東最多
http://geogunma.blogspot.jp/2015/09/blog-post_7.html

もちろん、実に粘り強く、こつこつと地道に努力される、といった方々も群馬県民には多くおられると思いますが、一般的に群馬県民は長期戦を耐え抜くことが不得手だといわれているようです。
「三山春秋」は、

 小手先の対策ではなく、県全体で郷土愛を育む息の長い取り組みが必要ではないか

と結んでいますが、まさにそのとおりだと思います。

地道にこつこつやってきた自治体には、明るい未来が期待できるだろうけれど・・・-地方創生 
  付け焼刃、一夜漬け・・・のようなことで、明るい未来がやってくるものだろうか?
http://geogunma.blogspot.jp/2015/10/blog-post_31.html

これからの時代において、自治体行政をはじめ、住民のひとり一人が大切にしなければならないことは、

 すぐに飛びつかず、よく考えて、これが住民のためになることだという結論に達したら、
    それを地道にこつこつ成し遂げていく行政、
 行政の方針を受け入れて、ときにがまんすることがあっても、未来のために頑張る住民、

 そんな気概を持った行政と住民が協調して歩むことではないかと・・・。

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