2014年7月11日金曜日

富岡製糸場と絹産業遺産群-荒船風穴

地すべりによる通行止めにご協力を!
  県道下仁田浅科(しもにたあさしな)線

2014.7.8付けの上毛新聞によれば、
 復旧のめどは立っていない
   とのことで、いまも通行止めになっています。
2014.7.8付け 上毛新聞
この県道沿いには、神津牧場もあるため、一刻も早い復旧が望まれるところですが、こと荒船風穴を見学する人々への利便を図るという点では、いささか異なる考えを私は持っています。
撮影:2011.9.16
神津牧場では、牛の飼料などの搬入をはじめ、乳製品などを搬出する必要があり、県道が通行止めになれば、大きな打撃を受けることでしょう。
2014.7.8付け 上毛新聞
一刻も早く通行止めが解除されるよう、関係各位のご努力をお願いしたいところですが、
 この際、荒船風穴見学者については、
  徒歩で荒船風穴と神津牧場に出向いていただくことにしたら・・・
 と、私は考えるのです。

もちろん、下仁田町のおもてなしの心も理解できますし、シャトルワゴンの増便などの対応は、たいへんありがたいことですが、
 荒船風穴は、通行に不便な山のなかにあって、
  かつては、馬の背中や人が担いで、
   荒船風穴に蚕種を運び入れたり、運び出していたことを
  追体験する意味で、
   上の図ののところから荒船風穴まで(シャトルワゴンのルート)歩いていただいたらどうでしょうか。
荒船風穴入口付近から眺めた屋敷地区 撮影:2008.5.28
上の画像の奥のほうから荒船風穴に向かって、登ってくることになります。

私は高校生のとき、上の図の矢印のところ(市野萱(いちのかや)終点)まで、バスに乗って行き、荒船風穴と神津牧場、物見岩などを歩いて、矢印のところに戻り、バスに乗って、下仁田駅まで帰ってきたことがあります。

暑い夏休みの一日でしたが、とてもさわやかな高原の風を満喫し、たいへん楽しかった記憶があります。

足に自信がある方、健脚自慢の方は、
 ぜひ歩いて荒船風穴から神津牧場に出かけてみませんか。

 そんな長い距離を歩いて荒船風穴に行けない、という方につきましては、
 通行止めが解除されるまでお待ちいただくとして・・・

 歩いて荒船風穴から神津牧場に出かけてみませんか。
     の私の提案は、
 狭い迂回ルートを通行されて、事故を起こされないように・・・と、
 事故の発生を心配してのうえでのことと受け取っていただければ幸いです。

夏でも約3℃の冷気が吹き出している風穴で、歩いてきて熱くなったからだを冷やすのも楽しいのでは・・・
撮影:2014.7.2
車で来られるのもいいですが、荒船風穴まで歩いて来られますと、この道を馬や人によって、お蚕の種紙が運ばれたのか・・・と、とても感慨深いものがあると思います。
撮影:2012.7.24
荒船風穴で見学して、涼しくなったあとは、神津牧場へ歩いて行きます。
撮影:2012.7.24
世界遺産登録後、県道を歩く牛の行進は見られませんが、牛のうんちやおしっこのあとを避けながら歩くのも、それはそれで楽しいものでしたが・・・

そして、神津牧場では、ソフトクリームを食べて・・・
撮影:2014.7.2
お帰りになるとき、もう一度荒船風穴で
涼まれるのもいいでしょう。

通行止めのときだけでなく、
車で行けるときでも、
徒歩で荒船風穴と神津牧場へお出かけになりますと、
車では味わえない楽しさがあると、私は思いますが・・・

どうぞ、県道の通行止めに
ご協力をいただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。

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