2016年11月15日火曜日

商品としての「下仁田ねぎ」とは・・・

      ねぎの品質のよさに
    +αとしての〝期間限定〟を!!

きのうのブログ(↓)は、たいへん多くの皆さんに閲覧していただきました。

残念なことです!
すぐにおいしい時期がやってくるのに・・・

このブログをフェイスブックで紹介したところ、岩津ねぎのことを教えていただくことができました。
フェイスブックに書き込んでいただいた方によりますと、
 ① 兵庫県の岩津ねぎは、11月23日から3月中旬までしか食べられないこと。
 ② 解禁日以前や終了後も岩津でとれたねぎを売っているが、それを岩津ねぎと呼んではいけないこと。
 ③ 岩津ねぎと岩津でとれたねぎは違うこと。
といった区別をして、岩津ねぎのブランドを維持しているとのことでした。

ウィキペディアでは、岩津ねぎをつぎのとおり紹介しています。
 岩津ねぎは、兵庫県朝来市特産の葱。
 下仁田ネギ、博多万能ねぎとともに日本三大葱の一つと言われる
 兵庫県朝来市岩津(上岩津・元津)の特産であったことから、この名前がついた。

日本三大ねぎのひとつといわれる岩津ねぎの場合、上記の①~③といった対応(ほかにもいろいろあるかと思いますが)によって、ブランド維持を図っているのでしょう。
フェイスブックのLINE版上毛新聞の記事をシェアした方は、
 まだ早いと思うが・・・
との感想を述べています。

下仁田ねぎの場合、岩津ねぎを参考にさせていただいて、つぎのようにしたらどうでしょうか。

① 下仁田ねぎとは、下仁田ねぎの品種から採取された種をもとにして、夏の植え替えを行うなどの伝統農法で栽培されたもの
 であること。
② さらに商品としての「下仁田ねぎ」は、前記①で栽培した下仁田ねぎを12月1日(霜が降りる12月初旬を一応の目安とする)か
 ら2月中に収穫したものであること。

簡単にいえば、寒くなって風味と甘みが増してくる時期、その時期に収穫した下仁田ねぎ以外は、商品としての「下仁田ねぎ」とはいわないということにしておけば、「下仁田ねぎ」を心待ちにしている方々は、
 早く12月にならないかしら
と「下仁田ねぎ」の解禁日を楽しみに待つことになると思うのです。

いまの時代、きちんとした特産物としてのプライド、こだわりを消費者にアピールできなければ、
 下仁田ねぎが日本三大ねぎのひとつといった時代があったそうな・・・
という過去の栄光となるような、そんなことになりかねないと思います。

霜が降りた朝の下仁田ねぎです。
2014.12.5
何回か霜が降りて、寒い夜が続くころ、おいしい下仁田ねぎとなります。
このおいしい下仁田ねぎを「下仁田ねぎ」として販売していただいて、たくさんの方々にご購入いただき、召し上がっていただきたいものだと思っているところです。

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