上野國一之宮 貫前(ぬきさき)神社 御遷宮祭
申年から酉年にかけ、12年ぶりに執り行われる貫前神社の御遷宮祭に向けて、はしご乗りの練習に挑戦する若者たちに会ってきました。
貫前神社の地元では、それぞれの区によって、昔から役割が決まっていて、おじゃまさせていただいた宮崎区では、はしご乗りの技も奉納することになっているとかで、その練習に若者たちが取り組んでいます。
宮崎区の場合、プロのとび職の方はおらず、すべて素人とのことで、先輩の指導を受けて、低いはしごから練習をはじめ、本番と同じ高さのはしごへと挑戦していきます。
先輩の指導を受けて、基本から学んでいきますが、若者たちは、めきめきと上達されるそうです。
若いときにご自身がはしご乗りをされ、いまは指導する側にいる方がおっしゃったことが、たいへん印象的でした。
「このお祭りがあるおかげで、若者と口をきくことができる。
お祭りがなければ若者と口をきく機会はない。
このお祭りによって、世代間を超えたつきあいができること、これがなによりもありがたいことだ」
神社の御祭礼には、いろいろな意味があり、その意味が多くの人々に受け入れられるものであったからこそ、長い間にわたって、地域の人々が守り継いできたのでしょう。
私が思うのに、貫前神社の御遷宮を迎える地元の人々にとっては、各世代の人々が一致協力して、お祭りを成功させようと盛り上がる、そして地域の結束力を再確認する、そんな意味合いが理解されているから続いてきたのではないかと・・・。
このあと、転落時対策のネットがはずされ、本番と同様のかたちでの練習が始まるとのことです。
御遷宮祭の準備進む 上野國一之宮 貫前(ぬきさき)神社
http://geogunma.blogspot.jp/2016/10/blog-post_17.html御仮殿上棟祭:御遷宮 上野國一之宮 貫前(ぬきさき)神社
http://geogunma.blogspot.jp/2016/10/blog-post_29.html
若者たちががんばる御遷宮祭
どうぞ若者たちを応援してあげてください!
0 件のコメント:
コメントを投稿