2013年8月22日木曜日

投稿写真

落選(不採用)写真集

NHK前橋放送局の「ほっとぐんま640」には、県内各地の花の名所などの開花状況を撮影した画像などを投稿するコーナーがあります。

私の友人である岩崎正春さんは、このコーナーで写真が採用され、大きく紹介されました。
その写真は、岩崎さんのブログ http://iwazaki.wordpress.com/2013/06/page/2/ で、ご覧いただけますが、とてもきれいにジャガイモの花を撮ったものです。

私もなんとか採用していただけないものかと思い、これまでに3回投稿したのですが、いずれも落選(不採用)してしまいました。

それでは、私が投稿して落選(不採用)した写真をご覧ください。

① 2013.4.23に撮影した写真
アミガサタケの写真です。
地質調査の折、山道で見つけたものです。
まだ幼菌の愛らしさがあって、とてもすばらしい姿でしたので、多くの方々にご覧いただけたらと思って投稿したのですが、あえなく落選(不採用)となってしまいました。

アミガサタケについては、こちらをご覧ください。
            http://www.kinoco-zukan.net/amigasatake.php


② 2013.6.22に撮影した写真
馬山のあじさい園で撮影しました。
あじさいの花の上の虫、おわかりになりますか。

この虫は、ラミーカミキリといいます。
あじさいの花と珍しいラミーカミキリの組み合わせ、これはおもしろいと思って投稿したのですが、この写真もあえなく落選(不採用)となってしまいました。

ラミーカミキリについては、こちらをご覧ください。

③ 2013.7.13に撮影した写真
タマゴタケの写真です。
大桁山の自然観察会の折に見つけたものです。
傘が開いたところで、ふたつ並んだ姿もよく、多くの方々にご覧いただけたらと思って投稿したのですが、これもまたあえなく落選(不採用)となってしまいました。

タマゴタケについては、こちらをご覧ください。


私の場合、これらの写真を応募する際には、
 下仁田ジオパークの活動の一環で見つけたことや、 
 下仁田町の馬山丘陵では、あじさいの花がきれいに咲いている、
 いま、下仁田町では、山々の緑がきれいだとか、
といったことを書き添えているのですが、

NHK前橋放送局の「ほっとぐんま640」で紹介される写真を拝見していて、
    どうも題材の選び方に問題があるな・・・
ということに気づきました。←気づくのが遅くて・・・

いま、私なりの反省に基づいて、新たな題材での投稿を検討しておりますので、
私の投稿作品がめでたくNHK前橋放送局の「ほっとぐんま640」で紹介されたときには、
どうぞ、ご覧になってください。

むろん、そのときには、このブログで「入選(採用)写真集!(写真1点で、写真集というのは、たいへんおこがましいですけれど)」をアップいたします。

NHK前橋放送局の「ほっとぐんま640」のHPは、つぎのとおりです。

        皆さんも地域の話題や身近なできごとなどを撮って、
           NHK前橋放送局の「ほっとぐんま640」応募してみませんか。

2013年8月11日日曜日

みやのかわ商店街(秩父市)

まちづくり

2013.8.9(金)の夜、NHKの「団塊スタイル」で、みやのかわ商店街振興組合(秩父市)の取り組みが紹介されました。
ここで紹介させていただく画像は、この放送の場面の一コマです。
この夜は、「商店街再生の罠-売りたいモノから、顧客がしたいコトへ(久繁哲之介著:ちくま新書)」を読んでいたときであり、実にタイミングがよい(私にとって)放送でした。
※ このブログの2013.8.10付け投稿をご参照ください。

秩父・長瀞方面へは、若いときから地質の調査等で何度も行っておりますが、みやのかわ商店街のことを知ったのは、ずっとあとになってからのことでした。

NHKの「団塊スタイル」で紹介されたなかから、私が印象に残った点を紹介させていただきます。

① リーダーの統率力
どのような活動においても、本気になって奔走するリーダーが存在しなければ、活動の存続、発展は望めません。
もちろん、そのリーダーの統率力もさることながら、人間的な魅力があってこそ、「このリーダーであれば安心だ」と多くの人が従うものです。
まずは、すばらしいリーダーがいること、これがいちばん大事なことであると思います。
つぎに、いつまでもリーダーの地位にとどまろうとしないことです。
かりに、「ずっと続けてください」という申し出があったとしても、潔く退くことです。
惜しまれて去る、これこそ引き際の美しさというものです。

② 振興組合役員の世代交代&新役員の積極的な姿勢
私は若いとき、「おとな(わたしより年上の人々)は、どうしてこうも頑迷固陋、保守的なこちこち頭の持ち主なのか!」と大いに憤慨したことがありますが、いま、私が若いときに憤慨した〝おとな〟になってみて、やはり斬新なものへの興味が薄らいでいることを実感することがあります。

理事長らの新旧役員の構成をみますと、大幅に若返っていることがわかります。
こうした若返りによって、新たな発想による活動が生まれる効果が期待できると思いますので、とてもよい役員交代をされたと思います。

ただ・・・テレビの放送を視聴していて、前理事長と新理事長の会話からは、まだ全面的に引き継いでいないような感じを受けました。
もしも、院政的なものになって、旧役員の影響力が残るようであれば、新しい役員のやる気がそがれ、一生懸命にやろうという気力が失せてしまうでしょう。

ここまで、みやのかわ商店街を盛り上げてこられた旧役員の方々ですし、そのようなことを行うことはありえないと思いますが、若い人たちに一切を任せる、といった覚悟、気分を持つことも重要なことではないかと思いました。

③ 楽しいイベントの実施
  ◎ ナイトバザール
秩父といえば、秩父の夜祭りが有名ですが、商店街のにぎわいづくりという意味では、このナイトバザールは、とてもよい企画だと思います。
商店街を華やかで、にぎやかで、お祭り気分にするためには、最高のイベントです。

 ◎ ワンコイン
商店街のレストラン、居酒屋などが比較的すいている曜日を選んで、ワンコイン(500円)のメニューを用意して、地域の人々に出かけていただこうというイベントです。
「地元に住んでいても行ったことがないというお店に行くことができた」という方や、「(出かけてきたことによって)顔見知りの方に会えた」という方などがおりましたが、これもよい企画です。

まずは、商店街に出かけていただく、そのきっかけづくりとして、飲食する機会があることは、とてもよい方法だと感心いたしました。

④出張商店街
施設に入所されていたり、山間部にお住まいの方々などへのサービスとして、これ自体での利益を求めることを考えていないという「出張商店街」です。
出張商店街では、つぎの開店に向けて、どのようなものを持ってくればよいかを細かく聞き取ります。
この女性の方は、おつまみにイカ天がほしいとのことでした。

⑤ みまもり隊
このおふたりの間にあるプラスチック箱の中には、トイレットペーパーをはじめ、缶詰、瓶詰の食料品などが入っています。

富山の置き薬商法をヒントにされたとのことで、品物は1回/月に補充、交換するというもので、買い物に出かけられないお年寄りには、とてもうれしいサービスです。
災害が発生した際には、非常用食料にもなりますし、たいへんすばらしいアイデアといえるでしょう。

この番組のゲストの方が、これらの取り組みについて、
     新しいことをしているように見えるが、
     もともとの商人のあるべき基本形を忠実に実践している
と述べられたのが印象的でした。

この「団塊スタイル」を見逃してしまった、という方は、近いうちに再放送があると思います。
たいへん興味深い内容ですので、どうぞご覧になってください。

また、みやのかわ商店街のことをもっと知りたい、という方は、こちらのHPをご覧になってください。


みやのかわ商店街振興組合 


中小企業庁 がんばる商店街77選


商店街を盛り上げるのか、衰退させてしまうのかは、
  その商店街の人々の取り組み、
  その人々の意欲とアイデア、実行力に尽きる、
ということがよく理解できる番組です。

2013年8月10日土曜日

「商店街再生の罠」

   「商店街再生の罠
     -売りたいモノから、顧客がしたいいコトへ」  
               (久繁哲之介著・ちくま新書)

奥付きに「2013.8.10 第1刷発行」とあります。
きのう、所用があって出かけた先の書店で購入したのですが、おもしろくて一気に読み終えてしまいました。

   ◎ 負けに不思議の負けなし

この本を読んでいて、ふと、野村克也氏の「負けに不思議の負けなし」の言葉を思い出しました。
商店街は、衰退すべくして衰退していった・・・と、考えざるを得ない明白な原因があることに気づかされます。

以前、このブログで「一期一会のおもてなし」と題し、加賀屋旅館の取締役副社長 小田 與之彦(おだ よしひこ)さんの講演をご紹介

    http://geogunma.blogspot.jp/2013/07/blog-post_2.html

させていただいたことがあります。

全国に数多の旅館がありながら、加賀屋旅館を33年連続で「おもてなし日本一」にしている、この原因は、経営者のやる気と旅館業に対する信念の違いに起因しているのだろうな、と思いました。

加賀屋旅館の取り組みは、宿泊客へのサービスがきめ細かいことであり、個々の宿泊客が望んでいることを察知する洞察力の見事さに尽きるといえるでしょう。

「かゆいところに手が届く」のではなく、「(かゆくなる前に)かゆくさせない」ほどの気配りをされていればこそ、私のようなものには「高い宿泊料金だな・・・」と思う金額でも多くの方々が大満足されるのは、そこにきちんとした理由-どこの旅館も真似すらできない加賀屋旅館のサービス体制の確立-があるからではないでしょうか。

加賀屋旅館の取り組みを貫く基本姿勢は、旅館側の都合に宿泊客を合わせるのでなく、宿泊客の都合に旅館が合わせるといった姿勢であると、私は理解しております。

ひるがえって、いま衰退している商店街にこのような基本姿勢があったかといえば・・・
買い物に来られる地元の人々が真に望む店づくりへの努力が十分でなかったから、衰退していってしまったといえるのでしょう。

下の画像は、2013.7.25に放送されたNHK「あさイチ」の一コマです。
この番組を視聴した友人から「富岡にあったスーパー、マルコーとかフレッセイ、ヤオコーがなくなってしまったの?」との電話がありました。

富岡実業高校の生徒さんが町なかで、収穫した野菜の実習販売をされているようすを放送したのですが、そのタイトルが「スーパー撤退の町に救世主 高校生の爽やかスーパー」とあったので、すべてのスーパーが富岡から撤退したと、友人は思ったとのことでした。

私が若いころ、お世話になった先生が、富岡市役所の近くに住んでいました。
そのころは、先生のお宅の近くには、Aコープのスーパーあり、商店街もいまより元気な時代でしたので、「住むのにいい場所だ」と自慢されていたのですが、Aコープのスーパーが店じまいをして、さらには商店街も閉店する店が増えて、その先生は、いつの間にか「買い物難民」になってしまいました。
いつだったか、国道254号沿いのスーパー(マルコー)で、その先生にお会いしたのですが、リュックサックを背負って、家から歩いてきたとのことでした。
すでに退職され、ご高齢になっている先生には、とてもたいへんなことであったと思います。

この友人によれば、ここ数年、とくに地方全体が落ち込んでいる状況を考えるとき、「スーパー撤退の町」というタイトルがあっても、全国の多くの人々は、不思議に思わない人が多いのではないかな、とのことでした。

私は、富岡の宮本町に当地のスーパーのはしりともいうべき、しみずスーパーと堀田屋スーパーがあったころのことを知っていますが、このころから今日にいたるまでの急激な変化には、ただただ驚くばかりです。

ご紹介した
            「商店街再生の罠
            -売りたいモノから、顧客がしたいコトへ」  
                 (久繁哲之介著・ちくま新書)
には、とても興味深い内容がたくさん書かれています。

まちづくりなどに興味がある方は、とくにご一読されることをおすすめいたします。

また、私は第4章を読んで、「きょうは、暑いから・・・」「きょうは、風が強いから・・・」といった理由で、かつて前橋の職場に勤務していたとき、地下の食堂で昼食をすませて、町に出ない日が多かったことを反省しましたが、公務員の方々には必読の書といえるかもしれません。

とてもおもしろい本です。

※ おもしろい本でしたので、すこしでも早くにご紹介したいと思い、ブログに投稿させていただきました。

2013年8月8日木曜日

下 仁 田 音 頭

♪桑のなかゆく上信電車♪

昨日、初めて「下仁田音頭」を聴かせていただきました。
歌詞には、現在の下仁田ジオパークのジオサイトが入っていて、とてもすばらしい曲です。

下  仁  田  音  頭
                           作詞 鈴木 比呂志
                               作曲 八洲 秀章 

    1 桑のなかゆく上信電車
      着いた終点
           チョイト俺らが街
      ひかる街並み 見ておくれ 見ておくれ
             ヨイヨイ下仁田 サッテモ下仁田新情緒 

    2 神津 荒船 白樺招く
      ミルクいろした
          チョイト雲招く
      夢の牧場の 登山口 登山口
              ヨイヨイ下仁田 サッテモ下仁田山の街

     3 水の清さよ若鮎のせて
                 情け渦巻く 
            チョイト青岩の
      澄んだ思いを誰がしろ 誰がしろ
               ヨイヨイ下仁田 サッテモ下仁田夢の街

    4 九十九折りなす小坂を越えて
       登りゃ妙義の
           チョイト中之岳
      もみじ目に沁む 身に沁みる 身に沁みる
             ヨイヨイ下仁田 サッテモ下仁田観光地

    5 味もほんのり下仁田葱と
         煮込蒟蒻
                 チョイト歯切れよさ
      つつく晩酌 ほんのりと ほんのりと
             ヨイヨイ下仁田 サッテモ下仁田山の幸 
実際に曲をお聴きいただけないのが残念ですが、とてもよい曲です。
下仁田ジオパークのパンフレットで紹介したり、ジオサイトで曲を流してもよいのではないかと思います。
下仁田にお出かけの節は、
下仁田音頭をお聴きになってください。

2013年8月7日水曜日

世界遺産候補

世界遺産登録は、地域を活性化させるか

2013.8.3の読売新聞に掲載されたものです。
富士山の世界文化遺産登録に際して、除外勧告をされた三保の松原がにぎわっている反面、
清水の中心商店街は、
 人通りが少なく、
 シャッターを下ろしたままの店もある、
と、
 地方都市の経済状況の厳しさ
を述べたうえで、
世界遺産登録を地域の活性化にどう生かしていくか。
これからが知恵の絞りどころだ。
で結んでいます。
 
富岡製糸場前の通りをはじめ、宮本町と上町の駐車場から富岡製糸場までの通りは、製糸場見学に訪れる人々が歩いていますが、ほかの通りは閑散としています。
 
私は、このままの状態で推移すれば、富岡のまちなかは10年後、20年後といわず、もっと早くに多くの商店が店じまいをしたり、まちなかの住民がいなくなると推測しています。
   ※昨日、投稿したブログを参照してください。
 
富岡のまちなかは、高齢者が多い〝過疎地域〟になっているといってよい状態ですが、これからの数年で、さらに高齢化・過疎化が進展すると思っています。
 
むろん、既存の商店が店じまいをしたからといって、それで商店街が終わってしまうというものではありません。
世界遺産に登録されるであろうと見込み、多くの観光客が訪れることを想定して、それを新たなビジネス、商機と判断して、新規に開店する店が登場するからです。
現に富岡製糸場の周辺には、製糸場見学に訪れる人々をあてこんで、多くの店が開店しました。
 
来年、富岡製糸場と絹産業遺産群が、もし「不記載」あるいは登録が困難・・・という結果になれば、これまでに出店してきた店の多くは、潮が引くように店じまいをしてしまうことでしょう。
儲かると判断すれば出店する、儲からないと判断すれば撤退する、これがビジネスだからです。
 
私は、世界遺産に登録されることが、ただちに地域の活性化に結びつくとは考えていません。

このブログで述べさせていただいているとおり、富岡製糸場が世界遺産に登録されたとして、一時的には観光客がどっと押し寄せることになるでしょうが、そのあとは〝閑古鳥〟が鳴きっぱなし、といった状態になると推測しているからです。

片倉工業が操業停止後、片倉工業前をはじめとして、まちなかの店の多くが閉店しましたが、それはまさに全国的な戦後の地方都市の衰退を絵に描いたような沈み込みぶりでした。
 
むしろ、世界遺産登録うんぬんといったことを考えず、世界遺産登録に頼らず、私たちが住む富岡の魅力を存分に発揮する、そのためにどうするか、といったことに知恵を絞るほうが賢明ではないかと思っています。

世界遺産登録に蜜のような味を感じる方もいるのでしょうが、この蜜のような味は、まぼろしのようなものであり、はかないものであるかも・・・
 

2013年8月6日火曜日

世界遺産候補

とても気になっていること

2013.8.4(日)の午前における富岡製糸場のようすです。
暑い日でしたが、たくさんの見学者が来られていて、たいへんにぎやかでした。

ところが、宮本町などの通りを歩いている人は、多くありません。
というより、人影がまばら、閑散としている、といったほうがよい状態です。
『あれ・・・、こんなことなの?』と驚くほど、通りを歩いている人がいません。
商店の店内を見ても、お客さんの姿は総じて少なく、『にぎわっているな!』といった感じではありません。
私の「とても気になっていること」のひとつめは、

 富岡製糸場を世界遺産へ!と動き出して、かなりの時間が経っているにもかかわらず、
 いま、こんな状態で、これから先はどうなるのだろうか、

ということです。

「スマイルとみおか」のブログ http://blog.goo.ne.jp/yumemachi-tomioka?fm=rss では、

  短期的に街のにぎわいを創生することはそう難しいことではありません。
  ただそれを継続して行くことや、本質的な問題の解決を見ることは相当難しいのです。
  まちづくりコンサルタントといわれる人たちはその短期的な成果を
  あたかも成功事例として持ち上げようとしますが、
  はたして10年後、20年後はどうなっているのかその辺が問題なのです。
  それは今、地方都市で起こっている問題は、
  おそらく日本全体の問題であり、相当根が深いからです。

と述べていますが、これはそのとおりだと思います。

しかし・・・

富岡市では、景観づくりをはじめとしてさまざまな施策を講じつつありますが、いまの状態-さびしい商店街、通り-が続けば、10年後、20年後には、まちづくりを担うべき商店がなくなり、まちなかの人々がいなくなる・・・といった事態になってしまうのではないか、と私は考えています。

まちづくりにあたっては、

短期的な目標-とにかくにぎわいをつくり、商店が儲かり、人々が生き生き暮らす日々を築く-

と、

長期的な目標-商店は儲けたお金で、通りに面した店の構えを補修(あるいは、建て替えて、統一的なまちなみづくりへ)し、まちなかに暮らす人々は、通りに花を飾り、心地よい空間づくりをするとか-

といったことが必要なのではないでしょうか。

いまの富岡市は、世界遺産になるかもしれない・・・というチャンスに恵まれています。
残念ながら世界遺産にならなかった、といった結果になるかもしれませんが、それはそれとして、私たちが住む富岡市にあるお宝-

富岡製糸場をはじめとする見どころがたくさんありますが、私たちが明るく楽しく暮らす、その姿こそ真のお宝だと私は考えます

-を十分に生かして、よそから多くの方々に訪れていただくまちにする、これがいちばん大事なことではないかと思っています。

もうひとつ、とても気になっていることは、通りに面した〝空き地〟が放置されたままになっていることです。
「赤レンガ休憩場 ごゆっくりどうぞ」と看板に書かれていますが、このありさまを見て、多くの人々は、
  「ずいぶん冗談がきついな」
と思うのではないでしょうか。
ここも壊れたベンチあり、手入れがされていない花壇あり・・・といった状態のうえ、ごみの収集場所になっているらしく、ごみ分別の一覧表が掲げてあります。

区画整理事業の失敗後における富岡製糸場を世界遺産へ・・・といった動きのなかで、苦肉の策的に始めたことであったのでしょうが、このような状況は、富岡市民ですら「さびしい商店街だな、見たくないな」と思うのですから、よそから来られた方々には、よりさびしい商店街に見えてしまう、そういったマイナス効果を与えるのではないでしょうか。

こういうものを見るたび、私は切なくなってしまうのです。

きちんと管理できないのであれば、このような場所をつくらず、映画のオープンセットのようなもの-通りに面したところだけつくる-で、まちなみを美しく演出したほうがよいと、私は思うのですが・・・

※ これまでのブログ投稿のうち、「世界遺産候補」と題した投稿です。

絹産業遺産群とは・・・
http://geogunma.blogspot.jp/2013/07/blog-post_6.html

世界遺産に登録されると、どんな効果があるの?
http://geogunma.blogspot.jp/2013/06/blog-post_17.html

まちづくりって、どうすればよいの?
http://geogunma.blogspot.jp/2013/06/blog-post_18.html

2013年8月4日日曜日

浅間山の溶岩帯 ジオパークに


 周辺6市町村が協議会

という記事が上毛新聞に掲載(2013.8.2(金))されました。

上毛新聞のHP  http://www.jomo-news.co.jp/ns/8013753696671188/news.html によれば、 
 嬬恋村は1日までに、浅間山の噴火活動に関わる自然遺産について、地質学的に重要な地形、地層などを見どころにする自然公園「ジオパーク」の認定を目指す方針を決めた。
 12日に長野県軽井沢町など周辺自治体の関係者を集めて初会合を開き、月内にも協議会を発足させる。同村には「鬼押出し」として知られる広大な溶岩帯があるほか、同じ火山被害の歴史を持つイタリア・ポンペイとの友好都市提携への動きも進む。
 本年度は火砕流や土石なだれが襲った鎌原地区の調査をまとめ、協議会として早期のジオパーク認定を目指す。
 協議会に参加するのは同村のほか、長野原町、長野県軽井沢町、小諸市、御代田町、東御市の計6市町村と、環境省や火山、地質学の専門家ら。
                       【更新日時:2013年8月2日(金) AM 07:00】
とのことです。 

浅間山は、群馬県と長野県境にあり、そのうえ私が住む富岡から近いということもあって、とてもなじみ深い山のひとつです。

日本は、火山が多い国であり、「火山大国」ともいえます。

浅間山は、これまでに何度も噴火していますが、有名な天明3(1783)年の噴火に関して、理科年表(国立天文台編・平成23年)の地121(693)によれば、

  火砕流、火山泥流、溶岩流、鬼押出し、噴出物総量2億㎥、死者1151、家屋流失・焼失・全壊1182、山林高知被害、気候異
 変助長

があったと記載されています。

天明3(1783)年の浅間山の噴火による甚大な被害については、浅間山の近くで暮らす人々の生命、財産を奪ったのみでなく、噴火後の「気候異変助長」によって、わが国の飢饉をはじめ、世界中に大きな影響を与えました。
 ※天明3(1783)年の浅間山の噴火による甚大な被害の詳細については、種々の出版物もあり、またネットでも調べることができますので、そちらをご参照ください。

わが国には、たくさんの火山があり、それぞれに有名ですが、いまも噴煙をあげている美しい姿の浅間山は、「火山大国」の日本を象徴する火山といえるでしょう。

その浅間山の地元市町村が力を合わせて、日本ジオパークネットワークへの加盟を目指すとのこと、とてもすばらしいことだと思います。

現在、日本ジオパークネットワークには、25の地域が加盟しています。
  ※加盟地域の詳細については、http://www.geopark.jp/ をご覧ください。
日本ジオパークネットワークに加盟している地域のすべてが、活発に活動を展開しているとはいいがたく、活動が低調なジオパークもある、とお聞きしています。

私が見聞したり体験していることをもとにして、活動が低調な原因を述べますと、つぎのとおりになります。

① 首長をはじめ、議員、自治体職員にやる気がない。

② まちづくりにジオパークを活かす、といった施策を積極的に講じていない。

③ 住民が積極的に参加していない。

私は、これを活動が低調な原因の3要素-「3ない(みっつの〝ない〟)」と考えています。

この「3ない」のすべてを「いる」としないかぎり、

① 首長をはじめ、議員、自治体職員が積極的に取り組んでいる。

② まちづくりにジオパークを活かす、といった施策を積極的に講じている。

③ 住民が積極的に参加している。

活発な活動の展開、よりよいまちづくりは、できないと考えています。

日本ジオパークネットワークへの加盟をめざす「浅間山溶岩帯」地域の市町村の皆さんには、

すでに日本ジオパークネットワークに加盟したが、活動が思わしくない、
という地域の〝失敗〟をよく学んでいただいて、

すばらしい日本ジオパークをつくっていただきたいと思います。

がんばって、日本一のジオパークをつくってください。