2019年10月17日木曜日

台風第19号が去ったあと、あちこちで崩落、いまだに濁流

早め早めに避難を

きょう(2019.10.17)の午前、用事があって下仁田町に出かけました。
大雨による大きな被害をうけたとお聞きしたていたのですが、あちこちで土砂が道路に流れ出したあとが残っていたり、河川の水量も多く、しかもそれがいまだに土砂で濁ったままであったことに驚きました。
この上下2枚の画像(↑・↓)は、下仁田町の青岩公園を橋の上から撮影したものです。
川の水が濁っていることがおわかりいただけると思います。
青岩の上には、台風第19号による大雨、増水によって、上流から流されてきたと思われる立木や石などが乗っています。
この地での大きな台風といえば、2007年9月の台風第9号であったといってよいでしょう。
2007年の台風第9号では、いくつもの孤立集落ができるなど、たいへん大きな被害をこの地にもたらしました。
上の画像は、2007年の台風第9号のとき、上流から青岩公園まで流されてきた杉の木です。
青岩公園に接していた住宅では、浸水してしまい、家財道具などの片付けにおわれていました。
上の写真は、ヤナギとサクラの木の枝にささった杉の木ですが、こうした立木をはじめ、大きな石などが大水といっしょに流されてくるわけで、こうしたものが家屋などに襲いかかってくれば、家屋もそこに暮らす人々もひとたまりがないということになります。
きょうの午前、下仁田の友人と話したのですが、
① 裏の川の水が増えてきて、石などがいっしょに流れるとき、雷が鳴っているような音がして、とてもこわかった。
② 下仁田の場合、被害が大きかったにもかかわらず、幸いにお亡くなりになった方がいなかったが、それは遠くに離れている子どもたちなどが、親や身内のことを案じて、早くに安全な避難所へ行くべきだとつよく避難をすすめてくれたおかげもある。
③ 今後は、躊躇せず早め早めに安全な避難所へ行くようにしたい。
④ 安全な避難所に避難した結果、なにごともなければ、それこそほんとうに幸せなことだと思うべき。
と、その友人は話していました。
上の写真は、2014年10月の台風が去った翌朝、青岩公園を撮影したものです。
今後も大きな台風が日本にやってくるといわれています。
早め早めに安全な避難所に避難したいものです。

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