2015年1月22日木曜日

化石探し-発見した化石は・・・

でんでんむし???

2015.冬の某日、私の冬の楽しみである化石探しに出かけてきました。

とてもよい天気で、川原にいても寒さを感じない一日、とても楽しく化石探しができました。
化石がある地層は、安中層群板鼻層というもので、およそ1,100万年から1,400万年前、200mほど深い海に堆積していたといわれていて、たくさんの二枚貝を見つけることができます。
小さくて見づらいと思いますが、小さな二枚貝の化石です。
植物(葉)の化石も見つけることができます。この場所での化石探しは、お目当ての化石をまだ見つけていないため、なんとかお目当ての化石(その化石については、内緒ですが・・・)を見つけたいと思って、足を運んでいるのですが、それをいまだに見つけることができません。
この日の化石探しでは、エゾボラの仲間と考えられる化石を見つけたのですが、お目当ての化石を見つけることができず、ちょっぴり残念な結果となりました。
上の画像は、発見直後のエゾボラの仲間と考えられる化石です。
この日の夕刻、下仁田町自然史館に出向き、発見場所と発見した日時をお伝えして、この化石を寄贈させていただきました。
そのとき、この化石を見た職員(K氏)が、「これは、でんでんむし?」と冗談をいわれたのですが、なるほど見る角度を変えると、そのように見えなくもないと思う姿です。
そのうち、下仁田町自然史館に展示していただけると思いますので、ぜひ「板鼻層の〝でんでんむし〟 」をご覧になってください。
カードの学名欄に、「dendenmushi」と表記されているかもしれません。←というのは冗談ですが・・・
川のなかほどにある岩です。
根がない転石のようにも見えるのですが、根があるようにも見える不思議な岩です。
この岩の上に腰掛けてのひとやすみは、とてもよい気分です。
この写真では、よくわからないのですが、きれいなポットホールがつくられている、まさに現在進行形のようすです。
フィルターをつかって、じょうずに撮影すれば、かわいいポットホールがよくわかると思うのですが・・・
私の腕と機材の限界ということで、この程度の画像でお許しください。

化石探しも楽しいのですが、川原を歩いて、不思議な岩に腰掛けて休んだり、ポットホールを見つけることも楽しいものです。

冬の時季こそ、化石探しに最高です。

このブログの
  私の体験的〝化石探し〟講座」でお伝えしていますが、
化石探しは、たいへん楽しいものです。

これから化石探しをしてみたいと思われている方には、ぜひ私の体験的〝化石探し〟講座」をご覧ください。

 「私の体験的〝化石探し〟講座」のなかで、
    3回 道具と服装
 http://geogunma.blogspot.jp/2013/03/blog-post_5733.html 
は、とくにご好評をいただいています。 

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