骨立山(古嶽)のふもと
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上信電鉄 初めて列車が走ったころトンネルがふたつあった!?
の記事で、骨立山(こつたてやま)のふもと(というより崖)にあったトンネルを紹介しました。
トンネルがあるのは、およその位置ですが、↓の先あたりになるかと思います。
急峻な崖になっていますし、簡単に行ける場所でなく、
上信電鉄の電車も走っていて、とても危険な場所ですので、
出向くことは、おすすめいたしません。
ただ、私としては、
明治という時代にあって、
この急峻な崖にトンネルを掘って、
列車を走らせた先人の御苦労を
多くの皆さんに知っていただきたい、
というつよい思いで、ご紹介をさせていただくことにしたものです。
この点をご了解いただければ幸いです。
この点をご了解いただければ幸いです。
富岡側のトンネル入り口と現在の線路です。
上信電鉄の電化にともなって、現在の線路が敷設され、トンネルの役割が終わることになりました。
ご覧いただいている画像の左側のこんもりしている部分が、そのまま斜面になっていて、トンネルの上から骨立山につながっていたのでしょう。
トンネル工事も難工事であったと思われますが、トンネルのわき(鏑川寄りの崖)を切り開く工事も難工事であったことと思われます。
下の画像は、下仁田側のトンネル入り口です。
崩落してきた岩石等によって、入口のところがふさがれるような状況になっています。
この画像は、下仁田側の入り口付近から富岡側を撮影したものですが、左側のネットフェンスのなかは、トンネルが崩れてしまったらしく、陥没しているようすが見られます。
ここは、とても危険な場所ですが、すばらしい鉄道遺産であるトンネルを多くの皆さんにご覧いただく工夫ができないものでしょうか・・・
たとえば、上信電鉄の開業記念日にあわせて、1回/年は一般参観日を設け、参観希望者をご案内するといった行事を考えてもよいのではないでしょうか。
通常の運行ダイヤのほか、特別列車を運行して、このトンネルのところをはじめ、鬼ヶ沢鉄橋のところで、臨時停車&参観といったこともよい行事ではないかと思います。
鬼ヶ沢鉄橋 |
【動 画】
走っている車内からトンネルがご覧いただけます。
骨立山の上から見た電車が走るようすです。
下仁田ジオパークのご見学には、
安全・快適な上信電鉄を
ご利用ください。
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