2020年6月10日水曜日

いまも現役!!:明治22(1889)年建設

JR 両毛線 第一下植木橋梁
(煉瓦アーチ)

両毛線には、古い橋梁が残っています。
そのひとつ、伊勢崎市下植木地内の第一下植木橋梁を紹介します。
南から撮った第一下植木橋梁です。
明治22(1889)年に建設された橋梁とは思えない、いまでもたいへんしっかりした橋梁だと思います。
第一下植木橋梁を北から撮りました。
流れている水は、男井戸川調整池ビオトープから流れてくるものです。
Google MAP(↓)で見ると、こういった位置関係になります。
男井戸川調整池ビオトープは、まちなかのオアシスといった感じ(↓)で、
多くの野鳥などもやってくるそうです。
この地図では省いてしまいましたが、第一下植木橋梁は伊勢崎市立殖蓮小学校の近くです。
電車の写真撮影で時間待ちをするとき、このビオトープで野鳥観察をしてみても楽しいのではないかと思います。
第一下植木橋梁上を電車が通過していきます。
それにしても御年131歳の第一下植木橋梁は、実にすばらしいものだと思います。
碓氷峠の碓氷第三橋梁(めがね橋)は、大きな橋梁であり、たいへん有名ですが、こちらは残念なことに廃線となり、いまは橋梁上を走る電車を見ることはできません。
いまでも現役の第一下植木橋梁を見ますと、この橋梁に明治の時代に生きた人々の心意気が残っているように感じ、私は胸が熱くなってきます。

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