2019年10月6日日曜日

予選会もおもしろい!!

NHKのど自慢
 2019.10.6(日) 群馬県富岡市から放送

NHKのど自慢は、1946年からラジオで放送が始まり、1953年からはテレビで放送されている長寿番組で、戦後の日本とともに歩んできた番組といってよいかもしれません。
私がこどものころは、宮田輝アナウンサーが司会をしていて、のど自慢を見ながら家族でお昼ご飯を食べるというのが、当時は私の家ばかりでなく、地域全体いや日本全体の日曜日のランチタイムであったかと思います。
下の画像は、きのう(2019.10.5)の予選会の会場前です。
開場は11時すぎということですが、朝早くから大勢の方々が並んでいました。
のど自慢は、いまでもたいへん人気がある番組だということがよくわかります。
予選会のおもしろさ、すばらしさは、予選に出場する250組の方々が歌う曲、そのすべてを生演奏で行うことです。
途中で休憩が入りますが、昼ごろから始まって、きのうの予選会ですと、出場者が歌い終わったのが16:20ころでしたので、その間はずっと演奏していることになります。
きょう(2019.10.6)の放送では、20組(20曲)ということになりますが、半日で250組(きのうの場合、数組の欠席がありましたので、230組ほどの出場であったかもしれません)の演奏をするというのは、プロといえどもたいへんなことではないかと思います。
生演奏のすばらしさ、曲の切り替えの早さに注目すると、予選会のおもしろさが、より一層感じられるのではないかと思います。
出場者の緊張感をやわらげ、会場の雰囲気を盛り上げる舞台監督の動きも見逃せません。
ステージの上で、中央で歌っている出場者の近くで、手拍子をしているのが舞台監督です。
きのうの舞台監督は、のど自慢が数年前に富岡市で行われた際にも来られた方であったと記憶していますが、おもしろおかしく注意事項をうまく説明し、すこし会場が静かかな・・・というときは、会場の方々に手拍子を促すなど、舞台監督の動きを見ているだけでも予選会は、たいへんおもしろいと思います。
出場者が自分の出場場面を見ることができる時差再生も、たいへんよいサービスだと思います。
下の画像は、出場された方が自分の出場場面を撮影しているところです。
のど自慢はカラオケと違って、エコーを効かせないと聞いていますが、実際に歌ってみて、なかなか難しいものだと思いました。
ほんとうに自分の声だけがよく聞こえるというのでしょうか、ごまかしがきかないということではないかと・・・。
数年前に富岡市で、NHKのど自慢が放送されたとき、その前日の予選会を見に行きました。そのときにはなかったと思うのですが、きのうの予選会では、舞台裏見学ツアーが行われていました。
中継車の内部を見せていただき、中継の仕組みを教えていただいたり、音声のミキシングなどの作業をはじめ、舞台裏を見せていただくツアーは、たいへんおもしろいものでした。
ここで、きのうの予選に出場された方々のなかから、私の印象に残った3組を紹介します。
羽根をつけて歌った方で、とても歌のじょうずな方でした。
さらには、こんな方も・・・
この方を初めて見たとき、
  あの映画の船長が、どうしてここに!?!? 
とビックリ仰天してしまいました。
衣装と扮装に気合がはいっているうえ、歌のすばらしい方でした。
そして、のど自慢といえば、この衣装とコミカルな動きがおなじみ(↓)ですが、きのうの予選会に出場された方は、私がこれまで見てきたのど自慢のなかで、いちばんじょうずであったかもしれません。
残念なことにこの3組の方々は、きょう(2019.10.6)ののど自慢に出場することができませんでしたが、のど自慢出場をめざして、こんなにも熱く、がんばっている方々がいることを知り、とても感動した一日となりました。
のど自慢はテレビで見るだけでは、ほんとうのおもしろさが理解できないかもしれません。
やはり、実際に会場に行く、そして参加してみることによって、のど自慢のおもしろさ、長寿番組の理由がわかってくるのではないかと私は思います。

【私からのご提案】
あなたのお住いのまちに、のど自慢がやってきたときは、出場申し込みと観覧申し込みを送ってみませんか。
とても申込数が多いため、なかなか出場できませんし、観覧申し込みも×ということが多いものですが、それでもめげずに送りましょう。
私の場合、3回目の出場申し込みで、初めての予選会出場を果たすことができました。
きょうの観覧申し込みについては、6,606通の応募があったとのことで、
私が送った観覧申し込みは、残念なことに×となってしまいました。
ということですので、私はきょうもテレビで、のど自慢を見るつもりです。

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