2018年9月3日月曜日

「フォッサマグナ-日本列島を分断する巨大地溝の正体-」(藤岡換太郎・講談社ブルーバックス)

刑事もののドラマではないのですが、
事件の犯人がわかったような気分です

「フォッサマグナ-日本列島を分断する巨大地溝の正体-」(藤岡換太郎・講談社ブルーバックス)を読んで、刑事もののドラマではないのですが、いま事件の犯人がわかったような気分がしています。

刑事の推理ではありませんが、『あいつが犯人ではないのかな・・・』『おそらく・・・あいつだろうな』と考えてきたことが 、この本を読んで、かなり確信に変わったといいますか、『こいつが犯人に絶対間違いないだろう』という気持ちになってきました。
これまで、フォッサマグナについては、いろいろな本を読んだり、自分なりにいろいろ調べてきたのですが、私が考えている事件との結びつきがいまひとつはっきりしないといいますか、ぼんやりしたものになっていました。
 たとえば、この本(↑)にある押し被せ断層(↓)は、ずっと気になっていたもののひとつです。
私の理解力では、専門書の内容がうまく理解できなかったと思いますが、「フォッサマグナ-日本列島を分断する巨大地溝の正体-」(藤岡換太郎・講談社ブルーバックス)は、とてもわかりやすく書かれていて、フォッサマグナ、日本列島のでき方がよくわかります。
もちろん詳しく知るためには専門書を読んで、深くいろいろなことを理解すべきだと思いますが、フォッサマグナがどういうものかを知りたければ、まずは「フォッサマグナ-日本列島を分断する巨大地溝の正体-」(藤岡換太郎・講談社ブルーバックス)を入門書にするのがよいかもしれません。
ここで紹介した本は、たいへん古い本ばかりであり、もう書店にないものばかりだと思います。
再版時に改訂していれば別ですが、これらの本が書店にあったとしても記述されていることが古すぎて、いまの研究成果を知るわけにいかないと思います。
そういった意味では、「フォッサマグナ-日本列島を分断する巨大地溝の正体-」(藤岡換太郎・講談社ブルーバックス)は、2018年8月20日が第1刷発行であり、フォッサマグナを学ぶうえでは、たいへん新鮮な教材といえるでしょう。
先に、

 刑事の推理ではありませんが、『あいつが犯人ではないのかな・・・』『おそらく・・・あいつだろうな』と考えてきたことが 、この本を読んで、かなり確信に変わったといいますか、『こいつが犯人に間違いないだろう』という気持ちになってきました。

と述べましたが、つぎの本(↓)を読んだとき、かなり鮮明に犯人像が見えてきたように思ったものでした。
そして、「フォッサマグナ-日本列島を分断する巨大地溝の正体-」(藤岡換太郎・講談社ブルーバックス)を読んで、犯人像がくっきり見えてきました。
その根拠のひとつがつぎの図です。
どのような事件であったかをはじめとして、この事件の犯人、その種明かしは、明日以後のブログで。

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