野山の生き物が変化している?
けさ、上信電鉄の列車を撮りに行く途中、キジの甲高い鳴き声が聞こえてきました。
そっと近づいてみますと、2羽のオスが激しく争っているところでした。
まさに死闘とでもいうような感じで、両者ともに譲らず、くんずほぐれつの 戦いを展開していました。
激しい戦いを呆然と見ていたのですが、カメラを持っていることに気づいて、何枚か撮ったのがここに紹介した画像です。
私が撮影を始めたあと、何度か2羽のキジが激突しましたが、やがて一方が逃げて行き、この戦いは終わりました。
それにしても2羽ともに、目にもとまらぬ早業、電光石火のような激しい戦いを繰り広げ、それを間近に初めて見たこともあって、ほんとうに驚いてしまいました。
こんなにも激しい戦いをする理由といえば、
春になって、メスをめぐるオスの戦いではないかと、私は想像したのですが・・・
いまの時期、黄色いタンポポの花がきれいに咲き、とても春らしい野山の彩となっています。
このタンポポも西洋種が増えているとか・・・
先日、富岡市内の農業用水の貯水池で撮影したミシシッピアカミミガメ(ではないかと・・・)です。
こちらも春になったからなのか、1匹のカメに2匹のカメが近づいてきて、なにやら争っているようなようすでした。
しばらくすると、2匹のカメの間になにがあったのか、1匹のカメが水中に・・・
残った1匹が木の上のカメの前を泳いできて、背後から近づいていくところです。
この行動がどのような行動なのか知りませんが、このカメも春になって、恋の季節になったということなのかなと想像しているのですが・・・
それにしても、ミシシッピアカミミガメについては、あちこちの湖などで困った存在になっているとのこと。
ミドリガメとして、ペット用で売られ、飼育できなくなった飼い主が捨ててしまい、それが繁殖しているとか・・・
以前、このブログ記事(↓)
最後まで一緒に暮らしてあげてください
イヌ、ネコなどを捨てないで!!
http://geogunma.blogspot.jp/2016/02/blog-post_29.html |
で紹介しましたが、かわいいペットを野山に捨てることは絶対にしないでいただきたいと思うのです。
ペットであった動物たちが野山で生きている姿を見ると、これから先、生態系の大きな変化はもちろんのこと、直接的に私たちの暮らしに被害が及ぶようなことが生じないだろうか・・・と心配になります。
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