2016年2月19日金曜日

春の野山へ出かけてみませんか?

これは いったいなんだろう・・・?

先日、春の野山を散策しようと思い、ある場所に出かけたときのこと。
なにやら木の枝に・・・
遠目に見ていたときは、小鳥の群れが枝にとまっているのかなと思えたのですが、近づいてみると枝にたくさんのコブができていました。
以前、地質調査で山に入ったとき、木全体にコブができているといった状態のスギをみたことがあります。
スギのコブ病は、「困った病気だ」と林業関係者にお聞きしたことがあります。
傷がついたときや細菌、害虫などにおかされたとき、木の幹や枝にコブができるということですが、まわりの木を見たところ、この木だけにコブができていましたので、なんらかの理由によって、このような状態になってしまったのでしょう。
細菌、害虫など、と先述しましたが、これらも生き物であり、樹木や草花と同じ生き物であることを考えるとき、樹木を『かわいそうだな』 と思うのは、細菌や害虫に対して、ほんとうに申し訳ないのですが、このような状態になった樹木を見ると、どうしてもかわいそうだと思ってしまいます。
 いま、春の野山を歩いてみますと、新しい命が芽生えていることに気づきます。

ドングリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA
暖かい日もありますが、まだまだ寒い日が続く毎日ですが、根を出して、殻が割れて、発芽への準備が進んでいます。
ヤママユガの繭です。

<野蚕(ヤママユガ)図鑑>
http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/yasan.htm

これから暖かい日が多くなって、
ぽかぽか陽気が続けば、野山ではいろいろな植物の芽が出て、
たくさんの木々に若葉が茂り、きれいな花が咲くことでしょう。

春の野山に出かけてみませんか?

0 件のコメント: