2017年7月21日金曜日

下仁田ねぎの植え替え作業中に

とんでもないことが・・・・

下仁田ねぎの栽培、その伝統農法では、春に植え付けた下仁田ねぎを掘り取って、夏の土用に植え替えをします。
私の家庭菜園でも下仁田ねぎの植え替え作業を行いました。
ところが植え替え作業で、下仁田ねぎを全部掘り取ってから畑を耕していたとき、とんでもないことが起きました。
2013.3.19
上の画像の白い矢印の先にある棒の溶接部分が、はがれてしまったのです。
この棒には、前進とか後進、耕耘を切り替える役割があって、これがとれてしまっては、管理機を動かすことができません。
畑を予定の半分ほど耕耘したところでしたが、あとの半分が耕せないことには、
  『きょうのうちに下仁田ねぎを全部植え替えることができなくなる、よわったな』
と思い、すぐに管理機を購入したJA農機具センターに電話をしたところ、ありがたいことに購入したときにいろいろ親身に面倒をみてくれたKさんがほどなくわが家に来られ、
  「センターに持って行って、溶接し、午後3時ころには持って来る」
ということになって、なんとか予定した作業を一日で終わらせるめどがたったのですが、よもやこんなことが起きるとは、たいへんびっくりしてしまいました。

棒がすっと抜けて、棒を手にしたときには、ほんとうに驚きました。
という事情で、今年の下仁田ねぎの植え替え作業については、掘り取りから植え替え作業にいたる一連の作業を撮影することを忘れてしまいましたので、昨年の画像も使用して、下仁田ねぎの植え替え作業を紹介します。

私が紹介するのは、アマチュア農家の植え替え作業ですので、ご自分で植え替え作業をしたいという方については、プロの農家の作業をご参考にされることをおすすめいたします。
2016.8.11
まずは、下仁田ねぎを掘り取ります。
普通の葉物野菜であれば枯れてしまうと思いますが、下仁田ねぎは炎天下に置いておき、それを植えつけます。
2016.8.11
たくましい下仁田ねぎの根です。
根が植え替え作業で掘り取られるとき、 たくさんちぎれてしまうと思うのですが、夏の植え替えによって、新しい根を伸ばして、しっかりとした根になっていきます。
2017.7.19
 管理機が修理に行っている間、午前中に植え替えた分です。
2017.7.19
管理機の修理が終わって、わが家に届けていただいたあと、耕耘できなかった場所を耕耘して、すべて植え替えたときには、18時を過ぎたころになっていました。
これだけの植え替えに一日もかかるとは、とプロの農家の方がみれば、たいへんあきれてしまうかもしれませんが、暑い中での植え替え作業は、とても過酷な作業だということを実感した一日になりました。
たくさんの下仁田ねぎを植え替えるプロの農家の方のご苦労からみれば、おままごとのようなものですが、下仁田ねぎの栽培、そのたいへんさの一端を知ることができたのではないかと思っています。

これから土寄せや草取り、追肥などを行い、冬においしくなる下仁田ねぎへと育てていくことになります。

それにしても管理機の棒が折れただけで、おたおたしてしまって、管理機の折れたところをはじめ、植え替え作業の一部始終を撮影できないとは、実に情けないことであったと反省しているところです。

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