2021年1月11日月曜日

『日本史サイエンス(播田安弘・ブルーバックス)』

 おすすめします!!

私は歴史、とくに日本史に興味があり、これまでにいくつかの本を読んできましたが、『日本史サイエンス(播田安弘・ブルーバックス)』を読んで、目から鱗が落ちるとでもいいいましょうか、これまでによくわからず、もやもやしていたものがすっきりしました。
いま、日本だけでなく世界中が、新型コロナウイルスの対応に苦慮しています。
この対応がうまくいかず、これからますます感染が拡大すれば、オリンピック・パラリンピックの開催はできず、さらには私たちの暮らしがどうなることか・・・、まったくわからない時代に突入していくことになりかねません。
『日本史サイエンス(播田安弘・ブルーバックス)』は、蒙古襲来・秀吉の大返し・戦艦大和の謎にせまったものですが、いまの時代にあてはめてみるとき、これらのできごとに学ぶことがいっぱいあるように思います。
下の画像は、WOWOWで放送された映画「アルキメデスの大戦」で、戦艦大和がアメリカ軍の攻撃をうけて、沈んでいく場面になります。
『日本史サイエンス(ブルーバックス)』の著者である播田安弘氏は、映画「アルキメデスの大戦」で戦艦大和の製図監修をされたという船舶設計者ですが、日本史を数字でひもとくことによって、これまでの日本史において、当たり前のようにいわれてきたこと(通説)がおかしかったことに気づかせてくれます。
新型コロナの対策に従事される方々をはじめ、多くの方々に読んでいただきたい本です。
232頁からの「歴史は繰り返されている」は、いまの時代に生きる私たちがよく考えるべきことではないかと思います。

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