世界文化遺産 旧富岡製糸場
2017(平成29)年度の4月から12月までの入場者数は、
556,292人
という発表(↓)がありました。
2017年度は、残すところ1月、2月、3月の3か月になってきました。
あと 3か月間の入場者数が前年度と同数であったとしても、
前年度の800,230人にはとどかない
という結果になります。
よくて60万人台の前半、62万人台ぐらいかな・・・と思われます。
以前、つぎのブログ(↓)
「およそ5億円の入場料収入があれば」 「市の財政に負担をかけずに対応できる」 旧富岡製糸場の見学料金収入 |
で紹介しましたが、
富岡市財政に負担をかけずに、旧富岡製糸場を維持していくためには、
入場者数 80万人
入場料収入 5億円
という数字が必要とのことです。
2017年度の入場者数を見てみますと、どうやら入場者数・入場料収入ともに、その数字を下回ることになりそうです。
これから先、ますます入場者が減少し、入場料収入も減ってくることを想像するとき、世界文化遺産の維持・保全と市民生活をどのように守っていくか、富岡市では難しいかじ取りをしていくことになるのだろうな・・・と思わざるをえません。
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このブログ(↑)で、世界遺産の維持・保全と活用について、世界遺産をかかえる自治体のジレンマも紹介しています。
2007.6.30 |
2014.7.13 |
2017.10.5 |
旧富岡製糸場の入場者などについては、このHP(↑)をご覧ください。
2018年は、どのようになっていくのでしょうか・・・
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