ジオパーク&フェイスブック
先日、秋田県湯沢市で活動されている方から
中小坂鉱山のことが書かれた本があるけれど、この本を読んだことは?
と画像付きのメッセージがあり、
読んでいないので、読んでみたい
とお返事をしたところ、わざわざ送っていただいて、お借りすることができました。
私の不勉強で誠に恥ずかしいことなのですが、このような本が出版されていることを知りませんでした。
鉄鉱山として中小坂鉱山が掲載されていますが、中小坂鉱山は釜石鉱山・第一阿蘇鉱山・たたら製鉄関係遺跡の4か所のうちのひとつとして、この本で紹介されていました。
中小坂鉄山は、ほんとうにすごいものだな
と改めて実感しました。
上の画像は、2017.3.4に鉱山研究会で中小坂鉄山を見学した際のものですが、そのときに案内していただいたのは、
近代遺跡調査報告書-鉱山-
で、
中小坂鉱山
の記事を書かれた原田喬先生でした。
近代遺跡調査報告書-鉱山-には、秋田県湯沢市の院内銀山も掲載されていて、明治天皇が御巡幸のときにお立ち寄りになった御幸坑など、1954(昭和29)年に休山されるまでの歴史も詳しく紹介されていて、とてもわかりやすい鉱山関係の案内書になっていると思いました。
貴重な本を送っていただき、わが国の鉱山の歴史などについて、とても勉強になりました。
もし、ジオパークとフェイスブックがなかったとしたら、このようなつながりが生まれることはなかったと思います。
ジオパークとフェイスブックのつながりに感謝しながら遅々とした速度ではありますが、いま楽しく読ませていただいています。
すばらしいパンフレットが同封されていて、こちらも楽しく読ませていただきました。
いま、私は鉱山研究会の一員として、研究会のメンバーとともに鉱山跡地などを調査しているのですが、これらの歴史などをきちんと確認して、ジオパークであればジオサイトとして、しっかり保存したうえで、郷土の歴史を学ぶ場として、また多くの方々にお出かけいただける観光的な場にしたらよいのにな・・・
と、送っていただいたパンフレットを読ませていただいて、つよく思いました。
鉱山の歴史を知ることは、その土地で一生懸命に生きてきた先人の思いを知ることなのかもしれないと、そんなことを考えながら近代遺跡調査報告書-鉱山-を読み進めているところです。
近代遺跡調査報告書-鉱山-を教えていただき、たいへんありがたいこととジオパークとフェイスブックのつながりに感謝しているところです。
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