2016年6月19日日曜日

小松姫:NHK大河ドラマ「真田丸」

大連院殿の墓 正覚寺(群馬県沼田市)

NHK大河ドラマ「真田丸」には、本多正信・本多忠勝といった本多姓の武将が登場します。
本多姓のひとりとして、本多姓の武将には、とても親しみを感じます。
小松姫は、本多忠勝の娘ですが、徳川家康の養女になったうえで、真田信幸のもとに嫁ぎます。
小松姫に関するエピソードについては、これからも「真田丸」のなかで、いろいろと紹介されると思いますが、とても気丈で聡明な女性であったと伝わっています。
正覚寺にある沼田市教育委員会の説明板によれば、
 〇 病気療養のため、江戸から草津に向かう途中、武蔵の国鴻巣で没し、分骨して、沼田の正覚寺ほかに葬られた。
 〇 法名は、大連院殿英誉皓月大禅定尼。
 〇 享年48歳
とのこと。 
戦国の世に生まれ、政略結婚というかたちで、小松姫は真田信幸のもとに嫁ぐことになるわけですが、この時代の武家における女性として、いたしかたないことであったのでしょう。
正覚寺から見える沼田駅の方向です。
NHKの「ブラタモリ」をご覧になった方には、タモリさんが高低差好きになった原点の地-沼田の河岸段丘-として、よく知られている眺め、そのひとつといえるかもしれません。
沼田城は正覚寺の近くにありましたので、小松姫もこういった風景を眺めていたことでしょう。
正覚寺の蔵ある本多の家紋-本多立葵(ほんだたちあおい)-です。
今夜の「真田丸」では、名胡桃城問題に端を発し、いよいよ北条が滅ぶ・・・という場面になります。
沼田市をはじめとして、群馬県内の真田関係の
史跡などにお出かけください。
NHK大河ドラマ「真田丸」が、
より楽しく視聴できると思います。

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