2016年6月27日月曜日

「製糸場 誘客へ正念場」:2016.6.26(日)読売新聞群馬版

今年度の入場者数は・・・?

世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産では、どこでも入場(見学)者数が減少していると報じられています。
 2016.6.26(日)の読売新聞群馬版では、
 製糸場 誘客へ正念場
との大きな見出しで、
 富岡製糸場や各構成資産の観光客数は減少傾向が続いており、新たな観光需要の掘り起こしが課題
となっているとして、入場(見学)者数の減少傾向に歯止めをかけたいとする自治体の取り組みを紹介しています。 
2016.6.26(日)の読売新聞に掲載されている富岡製糸場の入場者数の推移です。
今年度の目標が
 80万人~100万人
とのことですが、はたして目標に到達するのか、それとも目標を下回るのか・・・。
これまでに私のブログ(↓)で述べてきましたので、くどくどと述べることはしませんが、

ある方に「考え違いをしている」と言われてしまいました
http://geogunma.blogspot.jp/2016/02/blog-post_11.html


ひとつの提案として-旧富岡製糸場
このようにしたらいかがでしょうか・・・
http://geogunma.blogspot.jp/2016/02/blog-post_13.html

この記事にあるとおり、
 入場料の500円を1,000円に値上げ

 西繭倉庫の解体工事見学時のヘルメット借用料の200 円
が大きく影響していることは、明らかであるといってよいでしょう。
必ずしも
 世界文化遺産=観光資源=地元が儲かる
といったことでなくてもよいと思うのですが、富岡製糸場の維持・保存等に多額な経費が必要であることを考えるとき、富岡製糸場の入場料収入を増やすことは大切なことかもしれません。
 しかし、もっと富岡市全体のことを考えて、富岡製糸場に来られた方々が市内を回遊する仕組みをつくり、その回遊でお金をつかっていただき、富岡市全体でお金が循環する、
 そんな仕組みをつくらなければ、富岡市そのものが先細りになると思うのです。

お金を地域内でまわすためには?
 お金を地域で稼がなくては!
http://geogunma.blogspot.jp/2016/05/blog-post_3.html



その世界遺産 いりますか?-文藝春秋二月新春号
 いま住民たちは困惑している
http://geogunma.blogspot.jp/2016/01/blog-post_10.html

今年の富岡製糸場の入場(見学)者数をはじめ、市内の商店の売り上げなどの状況によっては、世界文化遺産の維持・保存のあり方、富岡市が負担すべき金額等について、きちんとしたほうがよいのではないかと、そんなことを漠然とではありますが考えているところです。

富岡製糸場の今年度の入場(見学)者は、
80万人~100万人となるのか、
それとも80万人を下回るのか・・・?

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