2013年4月12日金曜日

下仁田ジオ豆知識

下仁田構造帯について (その5)
 
下仁田構造帯には、南蛇井(なんじゃい)層、神農原(かのはら)礫岩層、骨立山(こつたてやま)凝灰岩層、下仁田層・富岡層群、平滑(なめ)花崗岩などがあります。

下仁田層は、下仁田構造帯のなかで、若いほうに属し、ほぼ2000万年前ごろの海底に堆積した地層です。
 
 
下仁田層からは、北のほうのやや冷たい海域の沖合に棲んでいたイガイをはじめとして、シラトリガイなどの化石が見つかっています。 
  

 富岡層群の小幡層も海に堆積した地層です。
下仁田層より若く、ほぼ1500万年前に堆積したといわれています。
 
  
 ここからも貝化石をはじめとして、サメの歯などの化石が見つかっています。
         (画像→落ち葉が積もっている状態)

下仁田構造帯について、
① 南蛇井(なんじゃい)層、神農原(かのはら)礫岩層、骨立山(こつたてやま)凝灰岩層、下仁田層・富岡層群、平滑(なめ)花崗岩などの8つの地層、岩体が入り組んでいること。
② これらは、激しい地殻変動があったことを物語るものであり、地層、岩体は、できた時代、できかたが異なっていること。
③ そして、それぞれが個性豊かなものであること。
この3点を覚えていただければ、下仁田ジオパークのご見学が、より楽しいごものになると思います。

   どうぞ、下仁田ジオパークへお出かけください。
 

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