大正十年四月五日
先日、ある調べごとをしていて、富岡市内の神社をめぐっていたとき、ある神社の鳥居近くに立てられている石の灯籠が目に入りました。
シベリア出兵のことについては、ネットで調べることができます。
陸軍歩兵大尉
正七位勲五等功五級
飯塚國五郎
それも今年が2021年ですので、灯籠が立てられた1921年の春といえば、100年前ということになります。
この出会いには、なにか因縁のようなものを感じます。
なお、この灯籠の石材ですが、南牧村の椚地区で採掘されている安山岩(通称「椚石」)ではないかと思われます。
灯籠が立てられて、100年という歳月が経っているわけですが、いまでも青白くきれいになっているのは、地元の方々が清掃していることがいちばんの理由かもしれませんが、椚石がち密な材質であることも大きな理由といえるかもしれません。
ステイホームのなかですが、密をさけての散策-郷土史研究を兼ねての散歩-は、たいへん健康的であり、とても楽しいものだと思います。
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