上げ底は懐かしい思い出のひとつ
下の画像は、あるスーパーマーケットで購入したものです。
2020.9.19 |
『ずいぶんと盛りがいいな・・・』と喜んで食べていたところ、料理の下に大きな盛り上がりがあることがわかりました。
これを上げ底というのかどうか、それは私にはわかりませんが、これを見て子どものときのことを思い出しました。私が子どものころ、学校の旅行で出かけたとき、家やご近所にお土産を買ってくるという習わしがあり、その分のお金を親から預かって、旅行に行ったものでした。
買ってくるお土産の多くは、羊羹とか饅頭といったもので、これは当時の旅行土産の定番ともいうべきものでした。
どこに行ったときのことであったかは忘れましたが、箱入りの饅頭をお土産に買ってきたところ、箱の底が2/3ほど持ち上がっている上げ底になっていて、上から見ると大きく見える饅頭が、とても平べったい饅頭(これを父が見て、「これは饅頭ではなく、せんべいだ。ひどい上げ底だ」と言ったことを覚えています)でした。
いまは、多くの観光地において、こういった上げ底の土産品を見ることがなくなり、安心して買い物ができるようになったことは、ほんとうにうれしいことだと思います。
どこに行ったときのことであったかは忘れましたが、箱入りの饅頭をお土産に買ってきたところ、箱の底が2/3ほど持ち上がっている上げ底になっていて、上から見ると大きく見える饅頭が、とても平べったい饅頭(これを父が見て、「これは饅頭ではなく、せんべいだ。ひどい上げ底だ」と言ったことを覚えています)でした。
いまは、多くの観光地において、こういった上げ底の土産品を見ることがなくなり、安心して買い物ができるようになったことは、ほんとうにうれしいことだと思います。
また、時代の流れということもあってか、私が子どものころにあった過剰(過大)包装がなくなったこともよいことだと思います。
私の子どものときの思い出をもう一つ紹介しますと、ある方の旅行土産として羊羹をいただいたことがあり、甘いものに目がなかった私は、母が切り分けてくれるのを楽しみに、羊羹の包装紙を母が開いていくところを見ていたのですが、箱の中から段ボールにくるまった小さな(細い)羊羹が出てきたときは、ほんとうにがっかりしたものでした。
母は、「旅行土産なんて、みんなこんなものだけれど、これは格段に小さい羊羹ね」と、ある意味で感嘆というか驚嘆のまなざしで、その小さな(細い)羊羹を見ていたものでした。
下の画像は、最初の画像と同じスーパーマーケットで購入したものです。
スーパーマーケットにとっては、中身を大きく見せたい、いっぱい入っているように見せたい、ということがあると思うのですが、容器をむだに大きくすることなく、中身の量に応じた適切なサイズの容器にすれば、容器の原材料の節約になるでしょうし、消費者および自治体の廃棄物処理が容易になるのではないでしょうか。
2020.8.13 |
スーパーマーケットが総菜などで使用する容器について、中身に応じた適切なサイズのものになってほしいと思います。
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