2019年12月23日月曜日

「セカイト」:世界文化遺産富岡製糸場と絹産業遺産群

「世界遺産センター(仮称)」
富岡市に開設予定・来年3月

2019.12.5付けの読売新聞(↓)を読み、今風の発想だなと感じ入ったものでした。
公共施設のネーミング(命名)といえば、
  〇〇県立〇〇振興センター
というようなものが多く、どちらかといえばだれにも理解できる、無難なものが多いように思います。
名称とか愛称も大切ですが、そのなかみがいちばん大事なことは、いうまでもないことです。
いずれにしても、来年3月に開設する「セカイト」によって、低迷している富岡製糸場の入場者数を増加させる効果をはじめ、世界文化遺産の構成資産全体が盛り上がりをみせていく、そんな大きな効果を発揮することをつよく望んでいるところです。

昨夕(2019.12.22)、いつものようにテレビを見ていて、
 なるほど!!!
こういうことなのかと大いに得心しました。
それは、NHKの「これでわかった!世界のいま」のスタジオに大きく
  SEKAIMA
とあって、この番組の〝愛称〟〝呼び名〟を短くしていることでした。  
NHKのHPでは、
 @nhk_sekaima
と、ツイッターでの投稿を促すバナーもあります。
上の上毛新聞記事(↑)からは、世界文化遺産を維持、保全するためには、かなりのお金がかかり、富岡市がその維持保全のための資金調達において、いま困難な状況に直面していることがよくわかります。
富岡製糸場の入場者数が減少しているとのことですが、これは世界文化遺産としての物珍しさがなくなっただけでなく、世界文化遺産としてのコンセプトそのものがよくなかったからではないかと、私は考えています。
このことについては、のちほど機会をみて、このブログにおいて述べたいと思っています。

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