島 村 渡 船
先日、富岡製糸場と絹産業遺産群として、世界文化遺産に登録された伊勢崎市の田島弥平旧宅に行ってきました。
ここに行った日が平日ということであったと思うのですが、 見学者が少ないといいますか、私たちのグループだけでした。
ガイドの方によれば、
「お蚕様の種をつくっていた田島弥平旧宅こそ、
世界文化遺産のおおもとなのだが、見学に来られる方が少ないな」
とのことでした。
天気がよい日でしたので、田島弥平旧宅を見学後、島村渡船の渡し船に乗せていただき、利根川を横断したいと思ったのですが・・・
「渡船運休」の看板が・・・
この看板を眺めていたところ、通りがかった地元の方(だと思うのですが)は、
「この渡し船、運休していることになっているけれど、もうやらないみたいだと、そんな噂だよ」
と言って、連れていた犬とともに堤防のほうへ歩いて行きました。
赤い矢印の先が渡し船の乗り場です。
以前に乗せていただいたとき、動画で撮っていたものをyoutubeに投稿してあったことを思い出しました。
そして、乗船証明書も。
むかしは、地域の足として、渡し船はなくてはならないものであったのでしょうが、大きな橋が利根川に架けられ、いま、その役割を終えようとしているのかもしれませんね。
これも時代の流れといえば、それまでのことかもしれませんが、島村の歴史を語るうえで、欠くことができない渡船がなくなるとすれば、たいへんさびしいことです。
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