2016年12月25日日曜日

温泉マーク

なんでもかんでも〝国際化する必要ないのでは?

群馬県安中市にある磯部駅前には、温泉の図記号(温泉マーク)に関する石碑が設置(↓)されています。
以前、こんなブログで、温泉マークの日を紹介しました。

温泉マークの日-222 磯部温泉 (群馬県安中市)
http://geogunma.blogspot.jp/2016/02/222.html


国のほうで国際化の一環として、この温泉マークの変更を検討しているということが報道されますと、新聞の投書欄には、変更することはよく考えてからにして・・・、といった感じの投書が掲載されるようになりました。

「温泉の図記号そのままで」 「温泉記号 理解に努力を」
http://geogunma.blogspot.jp/2016/07/blog-post_28.html

私は、空港や駅、ホテルなどの公共的な場所において、緊急時の避難経路を示す図記号などは、それぞれの国で異なるのも困ると思いますので、こういった図記号は統一されていたほうがよいと考えています。
しかし、温泉地を表現するような図記号については、わざわざ変更しなくても外国から日本に来られた方々が困った、となるようなことは起きないと思うのです。

なんでもかんでも国際化だから統一した記号へ!
 ということでなく、日本の文化、伝統を大切にすること、これがあってこその真の国際化ではないかと、そんなふうに私は思っています。
安中市の磯部温泉組合では、オリジナルの温泉マークを子どもから募集するとのことです。
温泉組合の活動や経産省への要望によって、温泉マークが存続することを私も願っています。
この記事(↑)にあるとおり、まさに温泉マークは日本の文化であり、温泉マークの意味、歴史を外国から来られた皆さんにお話しすること、これがほんとうのおもてなしであると私もそう思います。
応募できるのは、群馬県内外の小学6年生以下とのこと、お子さんに応募させたらいかがでしょうか。

いま、磯部温泉発祥の温泉マークが
存続することを心から願っているところです。

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