失言だったのか?
予言だったのか?
昨年の3月、麻生財務相が「呪われたオリンピック」と発言しました。
この発言を人々は、麻生財務相の〝いつもの失言〟ととらえ、「麻生財務相の発言はよくない」という意見が多かったように感じます。
しかし、組織委会長の森氏が女性蔑視発言によって、辞任に追い込まれ、森氏は川渕氏を自分の後継にしようとしましたが、引責辞任する者が後継指名するのか、オープンに後継を決めるべきだ・・・という意見に押されて、川渕氏自身が辞退するという前代未聞の状態になっています。現在の新型コロナウイルスの感染状況を考えたり、組織委の会長人事をめぐるごたごたを考えるとき、延期したオリンピック・パラリンピックが無事に開催することは難しいことかもしれません。
もし、今年に延期したオリンピック・パラリンピックが開催できないことになれば、まさに麻生財務相の「呪われたオリンピック」といったことになります。
今年に延期したオリンピック・パラリンピックが開催できないとなったとき、その責任はだれが負うのでしょうか。
今年に延期したオリンピック・パラリンピックが開催できないとなったとき、その責任はだれが負うのでしょうか。
日本のお家芸ともいうべき「これは想定外のこと、だれの責任でもない」と政府や都、組織委は結論し、結局は出費した公費の穴埋めを国民からの税金で、ということになるのでしょう。
それにしても、失言と考えられていたものが、その後に予言となるかもしれないとすれば、いっときの判断で失言だと決めつけ、「けしからん!!」と怒ることは愚かなことといえるかもしれません。
失言か?予言か?
麻生財務相の発言は、いろいろ考えさせてくれるものだと思います。
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