コウモリ・セミの死
アリが一匹、死んだコウモリのからだを上り下りしていました。
私がこどものとき、夏の夕方、ひらひらと飛び回るコウモリを追いかけたものでした。
昨年の秋には、種まき用のポットのなかで、丸くなっていたコウモリを見つけました。
そのままにしておいたところ、翌朝にはポットから飛び出たらしく、もういませんでした。
テニスコートでは、セミが死んでいました。
暑い夏に欠かせないセミですが、いまは昔ほどセミの鳴き声が聞こえてこないように感じています。
夏の間、ひととき鳴いて、はかなく死んでいくセミには、なにか人生の無常さを感じます。
生あるものは、いつか死ぬのだと・・・
昼間は暑いのですが、朝夕はすっかり涼しくなってきました。
そして、夕方の空は、なんとなく秋の感じがします。
まだまだこれからも暑い日があるようですが、季節は確実に夏がおわり、秋になってきているということなのでしょう。
そして、昨夕は、コウモリの死を見たあとであったためか、なんとなくさびしい秋の夕暮れ・・・といった感じでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿