エモかった?
エモ・いというのは、『大辞林 三省堂 第四版』(↓)によれば、
(主に若者言葉で)心に響く。感動的である。
を意味していることばです。
すばらしい演説というのは、名文句が散りばめられているからとか、ペラペラ話すことではなく、一つひとつのことばに真実味がこもっていて、そのことばが嘘でないことを聴く側が感じ取ることができるものだと思います。
それには、演説する人が信頼に足る人物でなくてはなりません。
あなたのまわりに、いつもウソをついたり、詭弁といいますか、なんだかんだと言い逃れをする人がいるとして、あなたはその人の言うことを信じられますか。
名演説のもととなるのは、ことば以上に演説する人の人柄が重要な意味を持つのではないでしょうか。
ウソをついていないこと、真剣に対応してくれていること、こういったことを聴く側がわかれば、そこに信頼が生まれ、不安に思っている多くの人々は、これによって安心することができます。
演説でなくても、普段の質疑、会話の一つひとつにおいても、基本は話す人が誠実かどうかにかかっているといってよいと思います。
『この人は、ウソをついているのではないだろうか・・・』
『この人は、ごまかしているのではないだろうか・・・』
と、疑いをもたれている人がいくらもっともらしいことを言ったところで、疑いを持っている人は信用しないでしょう。
ことばの前に誠実さを
これがいちばん大切ではないか、と私は思います。
※ ここで紹介した画像はイメージであり、
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