2014年6月11日水曜日

富岡製糸場と絹産業遺産群-富岡製糸場

間違った情報があるのでは・・・・・?


最近、新聞の記事を読んだり、テレビの特集番組などを視聴していて、

 ① 富岡製糸場は、鏑川があって、そこから製糸に必要な水を引いて、創立時から操業していた。

 ② 所有者である片倉工業が、建物などを適切に維持管理をしてきたため、いまにしっかりと建物が保存されている。

といったことを読んだり、耳にすることがあります。

どこからこのような情報を得て、記事を書かれたり、テレビ番組を制作されているのだろうかと、私は、はなはだ心もとない感じがしています。

まず、

 ① 富岡製糸場は、鏑川があって、そこから製糸に必要な水を引いて、創立時から操業していた。

  ですが、「富岡製糸場誌」には、つぎのとおり記述されています。

水利は不便であるが七日市から引いている用水の三分の一も使用すればことたりること
 と述べられ、さらには、
 万一、この用水が使用できないときは、堀井戸で間に合わせる
とも述べていて、
 鏑川の水を引く、ということは述べられていません。

そもそも当時の技術水準などを考えてみても、高台にある富岡製糸場に低いところを流れている鏑川の水を汲み上げる、あるいは引き込むといったことができるはずがありませんでした。

ちなみに、鏑川の水が富岡の台地を流れ、田畑を潤すようになったのは、終戦後も終戦後、ごく最近のことであり、いま、甘楽多野用水土地改良区が管理している用水施設が完成したあと、ということになります。

「富岡製糸場誌」は、1977(昭和52)年に発行されたもので、いまでは図書館等で閲覧できるぐらいになっていますが、こうした本を読まれたうえで、新聞記事を書かれたり、テレビ番組を制作していただければ、間違ったことを伝えることもないと思われますので、ぜひ史料などを読み込んでいただいたうえで、新聞記事を書いていただき、またテレビ番組を制作していただきたいものです。
2014.6.10 上毛新聞
「富岡製糸場誌」がデジタル復刻されれば、より便利に文献、史料閲覧等ができるようになりますので、間違った記事等がなくなるという効果も期待できるかもしれません。

つぎの

 ② 所有者である片倉工業が、建物などを適切に維持管理をしてきたため、いまにしっかりと建物が保存されている。
 
 ですが、まずは、つぎの画像をご覧ください。




これらの写真は、「旧富岡製糸場建造物群調査報告書」に掲載されているものです。
富岡工場の操業停止後において、片倉工業は、建物などの維持・保全について、精一杯のことをされたと思うのですが、私が申し上げたいことは、木造家屋を維持、保全することが、いかに難しいことであるかということなのです。

多くの人々が、現実の建物の傷みぐあいについて、もっときちんと把握したうえで、これからの維持・保全について、正しい認識を持つようにすべきではないでしょうか。

ところで、「旧富岡製糸場建造物群調査報告書」には、

 ① 富岡製糸場は、鏑川があって、そこから製糸に必要な水を引いて、創立時から操業していた。
 
 に関連して、つぎのように述べられています。
ところが、別のところには、つぎのように述べられていて、ここだけを読んだ方々は、
  やはり鏑川があったからだったのか!!
  と納得されてしまうことでしょう。
製糸に必要な用水の確保が容易で、かつ豊富であった、ということは、
「富岡製糸場誌」からも明らかなとおり真実ではありませんし、
官営の時代から片倉工業の時代に至るまで、
水の確保に悩まされながら操業してきたというのが、
  真実の姿なのです。

文献での記述はもちろんのこと、いわゆる風評とか世間話というものに関して、
  これは、ほんとうなのかな?
  と思う気持ちを持つことは、いつでも必要なことではないかと、そんなことを考えるこのごろです。

2014年6月8日日曜日

自然災害への対応-こまめに情報収集を!

まずは、それぞれが自らの命を守るために

梅雨がない北海道を除いて、日本全体が梅雨に入りました。
これからは、台風などによる大雨、洪水、土砂崩れなどの自然災害の発生が心配になります。
撮影:2007.9.8 下仁田町・鏑川
毎年、全国各地で、自然災害によって、命を落としたり、家や田畑が流失する大きな被害が発生しています。
撮影:2007.9.9 下仁田町・青岩公園
以前、このブログで、南牧村や下仁田町が大きな被害を受けた
  http://geogunma.blogspot.jp/2013/07/blog-post_31.html
    自然災害 台風9号
を紹介し、自然災害への備えを提案させていただきましたが、

今回のブログでは、

  まずは、それぞれが自らの命を守るために、
           こまめに情報収集を!
                                
                                を提案させていただきます。

  情報の収集には・・・

 まずは、河川の水位と雨量の情報収集には、群馬県水位雨量情報が最適です。
http://www.uryou-gunma.jp/html/index.htm
群馬県水位雨量情報

いま、どこで雷が発生しているか、どこで雨量が多くなったか・・・を知りたいときは、東京電力の雨量 雷 観測情報が最適です。
http://thunder.tepco.co.jp/
雨量 雷 観測情報 東京電力

道路の状況を知りたいときは、ライブカメラ映像が最適です。
http://www.kendoseibi.pref.gunma.jp/douro/camera_map.html
GUNMA CAMERA MAP

http://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/useful/livecam11.htm
ライブカメラ映像 高崎河川国道事務所

撮影:2007.9.9 下仁田町・平原
また、ラジオなどで気象情報、交通情報もこまめにチェックして、
 雨量による道路の通行規制の有無などの情報も収集して、
  まずは、私たちひとりひとりが家族と自らの命を守ったうえで、
   集落やご近所の方々と力を合わせて、自然災害に対応したいものだと思います。

※ ここで紹介した情報の収集先は、私が住んでいる地域をもとにしていますが、
    全国の都道府県等でも同様の情報提供が行われていますので、
      お住いの都道府県庁のHPなどにアクセスして、
        必要な情報を得るようにしてください。

2014年6月4日水曜日

上毛新聞-2014.6.1(日)

観光企画の専門家採用 下仁田町

たいへん心強い方が下仁田町にお越しいただくことになったとのこと、とてもうれしく思っています。

シーズ総合政策研究所(島根県)のHP
   http://www.csri.jp/
 には、つぎのとおり紹介されています。

松本 秀信   matsumoto hidenobu

専門分野
観光事業プロデュース プロモーション
オルタナティブ系ツアーコンテンツ製作(特に森林セラピー、ロングトレイル)
公的企業経営支援 
担当した業務
下仁田町観光振興ビジョン策定業務(群馬県下仁田町)
山陰海岸ジオパーク研修業務(鳥取県)
美又温泉活性化調査(島根県浜田市)
出身地
神奈川県
趣味
登山 世界の辺境巡り
一言
仕事や国際貢献活動で世界の辺境を訪ね歩き、島根県に着地しました。よろしくお願いします。
私は知りませんでしたが、松本さんの担当した業務のなかに、下仁田町観光振興ビジョン策定業務があることは、以前にも下仁田町と関わりがあったということで、ますます心強い方という思いがします。

また、松本さんは、山陰海岸ジオパークを推進した経験もあるとかで、これも下仁田のジオパーク活動推進に関心を寄せるひとりとして、とても大きな期待をしています。
 ※ 「山陰海岸ジオパーク(同県)を推進・・・」とある上毛新聞の記事は、
シーズ総合政策研究所(島根県)のHPによるスタッフ紹介内容とは、
すこし相違があり、ニュアンスも微妙に違っているように感じますが・・・

下仁田町は、日本ジオパークに認定されているほか、
下仁田町役場の屋上から根なし山を観察
富岡製糸場と絹産業遺産群の構成資産のひとつ、荒船風穴もあります。
荒船風穴は、ジオパーク下仁田の見どころ、ジオサイトのひとつでもあります。

※ ジオパークと世界遺産に関しては、↓のブログ記事をご覧ください。
   http://geogunma.blogspot.jp/2014/05/blog-post_20.html
     地形模型制作の記事が上毛新聞に掲載されました。

下仁田町のまちなかには、諏訪神社をはじめ、
昭和レトロなまちなみには、
むかしの賑わいを感じさせるビリヤード場も残されています。
下仁田町のお宝といえば、なんといっても上信電鉄。

    《上信電鉄等の関連記事》
下仁田ジオ-こんな見どころも・・・ 旧上野鉄道鬼ヶ沢鉄橋
繭と生糸は日本一 下仁田社
上信電鉄 あらふね号
ジオサイト-荒船山 珍しい看板
上信電鉄 117周年記念事業
上信電鉄-999 「思い出の999」
上信電鉄-秋の朝 〝地域の足〟として、117年
上信電鉄 初めて列車が走ったころトンネルがふたつあった!?
2013.12.3-運行開始 上信電鉄 新型車両(7000)  運行開始!!!
上信電鉄 7000形に乗って、下仁田に出かけませんか? 
上信電鉄 クリスマストレイン   2013.12.22() 重連のデキが牽

ジオパーク下仁田のラッピング電車も〝ジオ鉄〟として、貴重な観光資源のひとつ。

下仁田町には、ここで紹介しきれないほど、いいものがたくさんあります。

   http://geogunma.blogspot.jp/2013/10/blog-post_19.html
    下仁田ジオパーク-ジオ関連グッズ 
      ジオパークの下仁田をもっと楽しんでいただくために

     下仁田町の多くの方々は、
     たくさんいいものがあることに気づいていないのではないか、
      とそんな感じがしてなりません。

   シーズ総合政策研究所の松本さんには、
    下仁田町のいいところを見つけ出していただいて、
    下仁田町にふさわしい観光企画をたてていただきたい
      と思っております。 

2014年6月1日日曜日

蔵粋車ミーティング2014

有田屋(群馬県安中市)
旧車・名車が勢ぞろい!!!

きょう(2014.6.1)、有田屋に懐かしい名車・旧車が勢揃いをしました。
私のお気に入りは、なんといっても少年時代に〝愛車〟であったミゼットです。
私がこどものときは、この荷台に桑の枝を乗せたり、さまざまなものを運び、大活躍していたものでした。
ミゼットの隣りのオート三輪は、農協にあって、農家に肥料などを運ぶために使われていました。

日本が1964年のオリンピックを迎えるころ、ミゼットやオート三輪があちこちをぶいぶい走っていたのですね。

そして、蔵粋車ミーティング2014のもうひとつのお楽しみといえば、企画展「Ferrari木製モデラー・山田健二の世界」です。
有田屋さんのフェイスブックには、

全て木片を重ね合わせたものを徐々に削りボディワークの造形を整え、またエンジンの細かなパーツまで全て木製で制作し、まるで実車を組み上げるように作り上げられた至極の作品の数々には思わず目を見張り、時にため息が出るほどの美しさを感じることが出来るでしょう。

  と紹介されていますが、ひと目見て、これが木製と思う方はいないでしょう。

作者の山田健二さんです。
たいへん多くの方々が訪れ、精巧なできばえに感じ入っていました。

   今年の7月17日から7月23日まで、高崎シティギャラリー
      http://www.takasaki-bs.jp/gallery/moyoosi.html
           で山田健二さんの作品展が開催されます。
        どうぞ、お出かけになって、すばらしい作品をご覧になってください。

これは、「どこでも赤電話」です。

ミゼットを所有されている方のコレクションのひとつとかで、ここでは電話線につながれていませんが、自宅の電話線につなげば、いまでも通話が可能だとのことです。

ただし、10円を投入しないと通じないとか・・・

自動車ばかりでなく、いろいろなものを収集している方がいて、たいへん楽しい時間を過ごさせていただきました。

※ 有田屋さんの前に置いて、とてもいい雰囲気なので、
関係者の方に電話をしているふりをしていただいたものです。

そして、有田屋さんといえば・・・
このUNIMOGです。

走っているところを目撃された方も多いと思いますが、10年ぐらい前、新島短大の駐車場にいたとき、このUNIMOGがドコドコッと入ってきたときは、たいへん驚いてしまいました。
こちらのUNIMOGは、長野県松本市の方が乗って来られたものです。
実に迫力があります。
運転席に座らせていただきましたが、たいへん見晴らしがよく、気持ちよいものでした。
この日は、先着200名様かぎりということでしたが、運よく記念品(ミニカー)をいただくことができました。

この日の私のおやつです。
しょうゆソフト&しょうゆさぶれぃ

有田屋さんをはじめ、貴重な自動車に快く乗せていただいたり、貴重な作品の写真撮影を許可していただいた各位に心から感謝を申し上げます。

2014年5月27日火曜日

富岡製糸場と絹産業遺産群-荒船風穴

荒船風穴友の会設立総会

2014.5.26(月)の午後、下仁田町文化ホールにおいて、荒船風穴友の会の設立総会が開催されました。
会員登録は、457名とのことでしたが、およそ80名ほどが出席しての設立総会でした。
下仁田町長 金井康行氏のあいさつです。
第1号議案の規約(案)の承認後、役員の選任があり、事務局案のとおり承認されました。
役員に選ばれた皆さんです。

設立総会後、富岡製糸場世界遺産伝道師協会長 近藤功さんの講演がありました。
近藤さんは、世界遺産とは、どういうものかに始まり、これまでの運動の経過、今後の荒船風穴友の会における活動への助言などを話されました。

私は、世界遺産登録によって、富岡市民や下仁田町民が受ける影響-マイナスばかりでなくプラスもあるはずですが、総じてマイナスになると予測しています-をたいへん心配しているのですが、
文化財保護などの純粋な視点で、富岡製糸場と絹産業遺産群は、すごいものだ、
と熱く語ることができる方を、とてもうらやましいなと思いながら拝聴していました。

私の心配が杞憂なのかどうか・・・

  数年後には、
   富岡市・下仁田町に世界遺産登録がもたらしたものが、
     いったいなんだったのか、がよくわかると思います。

来月の下旬には、世界遺産登録が決定する見込みとか、世界遺産に登録されたことによって、富岡市・下仁田町が、すばらしいまちづくりに向かい、市民・町民の誰もが「世界遺産に登録されて、ほんとうによかったね」と喜んでいる時代がくることを、いま心から祈っているところです。

  願わくは、私の心配が杞憂に終わりますように・・・

【富岡製糸場と絹産業遺産群に関する私のブログ記事】

世界遺産候補 まちづくりって、どうすればよいの?
世界遺産候補 世界遺産に登録されると、どんな効果があるの?
世界遺産候補 絹産業遺産群とは・・・
世界遺産候補 世界遺産登録は、地域を活性化させるか
世界遺産候補 とても気になっていること
世界遺産候補-上毛新聞 富岡製糸場と絹産業遺産群
富岡市役所-新庁舎建設計画  いま、このタイミングで・・・?
世界遺産候補-富岡製糸場  腰を下ろして休める場所を増やしていただけないでしょうか。
世界遺産候補 富岡・おもてなし五カ条
http://geogunma.blogspot.jp/2014/02/blog-post_4.html
新駅完成式&新車両出発式
http://geogunma.blogspot.jp/2014/02/blog-post_5.html
文化財の維持保存には、お金がかかる!!!
http://geogunma.blogspot.jp/2014/02/blog-post_6.html
世界遺産のことをよく知るために

http://geogunma.blogspot.jp/2014/02/blog-post_7.html
高崎市・富岡市の対応

http://geogunma.blogspot.jp/2014/02/blog-post_8.html
岡谷を含めなかったのは、なぜ??

2014年5月26日月曜日

地質図

地質図には、こんな情報も・・・

いま、下仁田町自然史館において、荒船山を中心とした地域の地形模型づくり-地質の違いによる色塗り作業-が行われていますが、色塗りのおおもとになっているのが地質図(↓)です。

地形模型の色塗りについては、こちら(↓)をごらんください。

http://geogunma.blogspot.jp/2014/05/blog-post_17.html
上毛新聞の取材がありました

http://geogunma.blogspot.jp/2014/05/blog-post_24.html
上毛新聞の記事を読みました!

その地質図ですが・・・・
下仁田のある場所に、赤い星印がついています。
この赤い星印、実は・・・
→の先にあるとおり、石油露頭のことなのですが、下仁田町に石油の露頭があること、ご存知だったでしょうか。

この地質図は、1969(昭和44)年につくられました。

私が中学生のとき、
 富岡で、石油資源を見つけている
といったうわさを聞いたことがありました。

おそらく、地質図をつくるための実地踏査等をご覧になった方が、
 なにかを探している。石油資源ではないか・・・
といったことを口にされ、それが広まったのかもしれませんが、中学生であった私は、このうわさにとても興味をもったことを覚えています。

また、こうして地質図に石油露頭が表示されていることから考えるとき、私が中学生のときに聞いたうわさが、まんざらでたらめなうわさ話でなかった(富岡でなく下仁田でしたが・・・)、ということがいえるかもしれません。

地質図は、下仁田町自然史館に展示してありますし、図書館等で閲覧することができます。
化石産地の情報をはじめ、どのような岩相なのかといったことが、地質図を見ますと一目りょう然です。

ときには地質図を見ながら、ジオパーク下仁田の山々などを散策してみることも、たいへん楽しいことではないかと思います。
この山や畑などの地下がどのようになっているのか・・・
地質図をご覧になりますと、見慣れた美しい風景が違ったものに見えてくるかもしれません。

さまざまな情報に満ちた地質図をご覧になって、下仁田の山や川、大地がどのようにつくられてきたか、そんなことを想像してみるのも楽しいと思います。

また、あなたしか気づかない情報も地質図に秘められているかもしれません。
どうぞ、地質図をご覧になって、もっとおもしろいジオパーク下仁田を味わってみませんか。

ジオパークの町・下仁田に
お出かけください。

2014年5月25日日曜日

化石探し

カルカロドン・メガロドンは
い ず こ に ・・・ ?

カルカロドン・メガロドンの化石です。
先日の地学講座の折、講師の森平利政先生がお持ちになったもので、森平先生が鏑川流域の〇〇地内で採集した化石です。
カルカロドン・メガロドンは、深海サメの1種で、水深が200m以上も深い海の中にいるもので、なかなか見つけることができない化石といわれています。

※地学講座のようすは、こちら(↓)をご覧ください。
http://geogunma.blogspot.jp/2014/05/blog-post_18.html
「鏑川流域で産出する化石について」 (2014年度第2回)

すばらしい化石を拝見し、化石探し魂に火がついたといいますか、「よし!見つけてやるぞ!!!」といった気持ちになり、先日の午後、いつもの場所に出向いてみました。

下の画像は、以前にサメの歯の化石を見つけたときのものです。
いまは、下仁田町自然史館に展示していただいています。

私が化石探しに出向く場所は、崩れ落ちた崖のところどころに、貝の化石が見えています。
こんな感じ(↓)で、ヤスリツノガイの化石もみえています。
ホタテの仲間(↓)でしょうか、クリノメーターのスケールからおわかりのように、たいへん小さな化石もあります。
きれいな二枚貝の化石(↓)です。
こちらも二枚貝の化石(↓)
岩を割った直後は、化石がみずみずしいといいますか、あざやかな色をしているのですが、数時間もしますと、白っぽく色が変わってしまいます。
およそ1600万年前の海で暮らしていた貝たち、といったことを考えるとき、化石探しは、およそ1600万年間、岩のなかに閉じ込められていた貝たちに会う、そんな感じといってよいかもしれません。
これ(↑)は、ヤスリツノガイの先端、細い部分です。
どういうわけか、ここの化石産地では、ヤスリツノガイの細い部分に欠損箇所がなく、すべてがそろった状態で見つかることは少ないため、これは貴重な化石(私にとってだけかもしれませんが)です。

この日は、カルカロドン・メガロドンの化石はもちろんのこと、これまでに見つけたサメの歯の化石も見つけることができませんでした。

でも・・・、
  昔、このあたりが海だったとき、どんな風景だったのだろうか、
   などと想像しながらの化石探しは、たいへん楽しいものでした。

下仁田町では、化石探検隊によるアンモナイトの化石探し(↓)が行われています。
ジオパーク下仁田-化石探検隊 アンモナイトの化石、見つけたよ!!!

ご一緒に楽しい化石探しをしてみませんか。