2020年5月11日月曜日

うれしくもあり、さびしくもあり

 御巣立

けさ、キジバトのヒナが巣立ちました。
そっとようすを見に行ったところ、ヒナが巣から出て、枝から飛び立つところでした。
 2羽のヒナがいたのですが、すでに1羽は飛び立ったらしく、1羽のヒナが飛び立って、巣の近くにある住宅の屋根にとまったところです。
まだ幼さが残っていますが、すっかり大きくなりました。
巣だったあとの巣です。
無事に巣立ってほしいと思い、ヒナの成長を楽しみに見守ってきましたので、けさの巣立ちは、とてもうれしいことなのですが、もうヒナに会えないのかと思うと、たいへんさびしくもあります。
無事に巣立ちましたので、これから先、元気に生きていってほしいと思っています。
キジバトの巣づくりに気づいたのは、2020.4.4のことでした。
2020.4.4
庭木の小枝を剪定したものをくわえて、巣をつくる月桂樹に運んでいる親鳥です。
行ったり来たり、何度も小枝などを運んで、巣をつくりあげました。
雨のなかでもじっと卵を抱いている親鳥です。
卵からかえったのは、2020.4.29のことでした。
そして、2020.5.11の朝、キジバトのヒナは、無事に巣立っていきました。
新型コロナウイルスの感染防止のため、外出自粛が続いていますが、庭先といいますか近くでキジバトの子育てを見守ることができ、とても癒された気持ちになったものでした。
朝起きて、キジバトのようすを見に行く楽しみがなくなり、しばらくはさびしい日々が続くと思いますが、なにかと暗くて不安な時代にあって、生命の誕生から成長の日々を見守ることができたことは、たいへん幸せなことでした。
キジバトの親子に感謝し、これからキジバトの親子が元気に過ごしていくことを、心から祈っているところです。

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